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2013
10/23

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リーダーシップポジションとか

ちゃんと定期的に記事を書くというのは難しいですね…。

さて、リベリアから無事に帰国し、MBAの2年生が始まりました。1年目に比べて授業の方は大分余裕が出るということで最近は少し大学と協働するようなプログラムに関わるようにしています。

まずはImpact LabsというCenter for Social InnovationのHands-on ProjectのStudent Leaderをやることにしました。Impact Labsは元々Board Fellowsと呼ばれていたもので、基本的にはMBAの学生が近所のNon-ProfitのBoard meetingに混ぜてもらってコンサル的なことをするプログラムです。こうした活動は最近はどこの学校にもあるみたいですね。Stanfordがほかと少し違うのは、プログラムのもう一つの柱としてImpact Imvestment Firmを活動先として選ぶことができる点です。米国を中心に最近注目され始めているImpact investmentの現場でStrategy buildingや実際のDue deligenceに関われるというのは結構面白いと思います。自分も去年はImpact investment firmのお手伝いをしてきました。今年は、このプログラムについて学校と協議したり、興味のある学生の相談に乗ったりということをしています。せっかくSocial Innovationに力を入れているStanfordにいることですし、学校と協働するようなことをしたいと思っていたので調度良い経験になっています。ゼロから作るプログラムではないので負担感としてはそこまで大きくありませんが、Social innovationに興味のある学生と繋がれたり、Center for social innovationの職員の方々と意見交換できたりして狙っていたことはできている感じですね。

もう一つはGMIX(Global Management Immersion Experience)というプログラムのStudent Leaderをやることにしました。こちらはまさに自分がリベリアにいってきたプログラムで、文字通りLife changingな経験になったので自分も下の学年の人達に布教したいなぁと思って参加することにしたものです。こちらも学校のGlobal business management Centerと協働するものです。インターンのソーシングは基本的には学校が行いますが、自分でも相手先を見つけてくればアレンジできるみたいなので日本の企業や自治体などを巻き込めたらいいなぁと思っています。また、アフリカやアジアなどこちらの学生にとって未知の世界に挑戦するのは結構勇気がいるものの学ぶところは大きいと思っているので、ちょっと不安に感じている学生の背中を押してあげるようなイベントや相談会などを開けるといいと思っています。去年はそういったものがなくてリベリアに行くのを決める前に結構悩んだので…。GMIXの活動自体は11月中旬から本格化するみたいですが、11月にはイベントで自分の経験をシェアすることになっているのでStory tellingの勉強をしましょうと言われています。。。英語でうまく伝えられるのだろうか…。

ということで、人生に悩みながらも少しずつ歩みを進めているというお話でした。願わくばこうした活動を通じて人生に意味のある刺激や経験を得られたらと思っています。また面白いことがあったらここでシェアしますね!
2013
09/09

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リベリアレポート第三弾

リベリアレポート第3弾

こちらでの生活も折り返し地点を過ぎてもう半分も終わったのかぁと思う日々です。生活自体は相変わらずといったところですが、先日はじめてバイクタクシーに乗りました。ただでさえルールがないようなリベリアの交通事情を考えるとちゃんと免許を持っているのかも怪しいバイクの後ろに乗るというのは非常に恐ろしく感じる訳ですが、バイクタクシーの殆どは元少年兵がやっているという話を聞いたので一度は乗らないといけないなと思って勇気を振り絞って乗ってみました。結果的には無事目的地についたのですが、やはりぶつかるんじゃないかと思うくらいギリギリの死線を通り抜けるような運転テクニック(バイクだけじゃなく車も歩行者も皆ギリギリ)には相当長くいないと慣れそうにないですね。同僚のドイツ人女性はもうドイツに帰って運転できないと言っていました。。確かにこちらの感覚で運転したらすぐに捕まるかぶつかって大怪我です…。ちなみに料金は大体1ドルです。短い距離タクシーに乗るのはもったいないと思うときなどには便利ですね。なお1ドル=80リベリアドルです。道で露天両替店があるので頼むと1ドル=70〜75リベリアドルで両替してくれます。見た感じ明らかに詐欺られそうな雰囲気の漂っている露天両替ですが、意外にも誠実に両替してくれます。多分香港の胡散臭い両替店よりも100倍誠実です。一方、先日車で走っているといきなり後ろのドアをガチャガチャやる輩がいて何だ!?と思ったら後ろの席に置いてあったパソコンを盗もうとしていた模様…。幸い鍵がかかっていたので取られませんでしたが、やはり繁華街ではそういう犯罪が多発しているとのこと。基本的には安全なリベリアの都市部ですが、油断するとひったくり等の犯罪被害にあう可能性があるのはどこでも一緒ですね。やつらはあまりに堂々とやってくるし、見ている周りも何も言わないのでその辺は貧しい国ならではという感じでしょうか。

ただ、最近で一番暗い気分になったのは、一緒に仕事をしているリベリア経産省の担当者の弟さんがマラリアで亡くなったことです。他の同僚が弟は最近どうよ?と聞いたところ、昨日死んだよ、とまるで昨日の夕食のメニューを答えるような軽い感じで答えていてびっくりしました。しかも、その弟さんが亡くなった直後には職場に出てきて自分とディスカッションしていたのです…。そして、それを聞いた周りの同僚も残念だったな…と一瞬暗くなったものの5分後にはその担当者もいる目の前でしょうもないことで馬鹿騒ぎしているという。。。弟が亡くなったという事実があまりにも軽くて驚いていると、同僚のドイツ人がリベリアではマラリアで家族を亡くすことは日常茶飯事で完全に感覚が麻痺しているということを教えてくれました。現に、彼女がこちらに来てから仕事を共にしていたリベリア人数人がマラリアで亡くなっているとのこと。熱帯熱マラリア流行地に住んでいる人達は赤ん坊のうちは母親から受け継いだマラリア耐性で生き抜いて、その間ずっとマラリアにさらされていることで運が良ければ自分もマラリア耐性を手に入れるということみたい(運が良くない子供は大抵マラリアで亡くなるようです)ですが、もちろんそのマラリア耐性も完全なものではないので大人になってからも発症する人はいるし、発症しても貧困から重症化するまで病院にかからない人が多いせいでかなりの人が亡くなるとのこと…。自分はMaraloneという奇跡のマラリア予防薬と呼ばれるような薬をアメリカから持ってきて飲んでいるので、一人だけ経済力に任せて安全なところにいるような気がして複雑な気分でした。。アフリカのような貧困地域にマラリアや黄熱、テング熱など風土病が多く残っているというのは偶然ではないでしょうが、より格差を拡大する原因となっていて本当にどうにかならないものかと思います。

仕事の方は、まぁ苦労しています。。。リベリア経産省に規制対象である輸入業者の連絡先や基本的なデータをもらおうと思ったら、なんと彼らは「持っていないよ。」とのこと…。必要なら今から集めるからしばらく待てとのこと…。どうやって規制してきたんだ…と思いつつ、どうやってデータを集めるのか聞いたら所在のわかる業者のところに行って基本情報を集めると同時に所在の分からない業者の所在を聞いてくるとか言う…。といっても業者は数百あるんですが…と呆然とさせられます。この件はまだ進行中ですが、運良く民間の積み荷検査代行業者が情報を持っていそうなのでそちらの方向からデータが集められないかトライ中です。それがダメなら自分も含めて皆で業者廻りをしなければなりません…。。。また、あと2週間後の法案採決について議論していると、日本でいうところの官報への掲載など、法的に必要な手続きについて誰も理解していない…。役所仕事も長くしていると息を吐くようにロジスティクスについて考えるものですが、こちらではそういう感覚は全く無いようです。こちらにきてロジの重要さを強く実感します(日本はロジばかりで中身が…という感じがしないでもないですが…)。また、面白いことに、リベリアでは記者会見を開く時には記者に交通費や取材してくれてありがとう料金を一人20ドル払うとのこと…。なんじゃそりゃと思いますが、役所も広報の代替手段がないので足元も見られているようです。確かにこちらではネットで情報公開しても誰も見ないですしね…。

とういうことで、のこり半分も色々思いもよらない経験をすることでしょう。さらなるレポートを乞うご期待!笑
2013
09/03

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リベリア生活報告第二弾

リベリアでの生活報告第2弾。

1週間経ってリベリアでの生活にも慣れてきたものの、自炊ができないひとり暮らしにとってレストランの少なさや夜の外出の難しさは非常に大きな足かせとなっていてできるだけ昼食に栄養をとっておいて夕食は非常に簡単に済ませる(例えば、スナックやチョコレート、コーンフレークなど…)という生活になってしまっています。そのせいか風邪を引いたっぽく微熱が続いています。。。だるくなってきた時にはマラリアか!?とビビりましたが熱は上がってこずよくよく考えればマラリアの潜伏期間が通常10日以上であることを考えれば単なる風邪っぽいです。

仕事の方は思いのほか順調に進んでいて、仕事上のパートナーであるNational Standard Laboratoryのマネージャーが他のリベリア政府職員と違って非常に真面目でしっかりと働いてくれるおかげであまり大きなストレスもなく必要な情報を収集出来ています。そういうわけで自分が任されているパートはまずまず進んでいるのですが、あと2週間ちょっとで採決となる法案をめぐる全般的な状況は相変わらず壊滅的です。今週中に政府機関とのミーティングがまたあるようなのでそこで問題点の整理と業界調整の方向性を明確化していかないと厳しいと思います。。。ちなみに、仕事は通常は家やレストランで行っていてパートナーと議論する必要があるときだけ応充てがってもらったオフィスの机で仕事をします。このオフィスというのが日本の役所で言えば総務課長クラスの部屋と同じくらい大きくて人生で一番豪華なオフィスです。。。冷房もついていますし!ただ、蚊が飛んでいるのを見たので油断するとマラリアにかかるかもしれません(まぁマラリアのキャリアは夜行性の蚊らしいので昼間は多分平気ですが。。)。

こちらで1週間過ごしてみて感じることはリベリアでも都市部は欧米人を対象としたビジネスが多く、レストランなども欧米人向けのものと現地人向けのものは完全に分かれているということです。そして、欧米人はどこに行っても固まっています。これは香港でも感じたことですが、欧米人も見知らぬ土地でマイノリティになればすぐに固まるんですよね。アジア人はどこに行ってもすぐに固まると言われますが、マイノリティになればだれでも固まるんじゃんと最近思います。まぁリベリアくらいの僻地になるとそもそも衛生面や治安面で現地の人と同じ生活をおくるのは非常に困難なので仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんが…。

しかし、リベリアはネットで見ても内戦について書かれたものや、内戦後の荒廃していた時期の情報ばかりが出てきて現状と全く一致しないなぁと感じます。こちらに来る前には戦争犠牲者の写真を見たり、非常にネガティブな旅行記事などをたくさん見たのでかなりビクビクしていたのですが実際は至って陽気で紳士的な人々ばかりです。残念ながら足がなくて地方にはいけていませんが少なくとも都市部では危険な状況を見たことがありません(車の運転は非常に荒く信号もないので道を渡る時が一番危険を感じます…)。そういう意味では自分の目で見てみないと世界のことを理解するのは難しいなぁと思います。

まぁとは言え、リベリアなどのアフリカ途上国に滞在するということは普通は難しいと思うので少しでも実情をここでお伝えできればいいかなぁと思っています。今は欧米人向けの超高級ホテル(一泊130ドル以上!普通のアメリカのモーテルよりも全然高いです)のレストランに来ています。ここはリベリアとは思えないくらい綺麗でランチが15ドルとそれほど高くないので結構利用価値が高いです。が、家から歩いて15分くらいかかるのが玉に瑕。雨季で毎日土砂降りであることを考えるとここまで来ること自体がずぶ濡れ覚悟なので結構厳しいです。今日のように昼間に晴れている日には利用したいと思います…。
2013
08/27

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リベリア生活スタート

乞うご期待といったのでとりあえずリベリア生活の滑り出しくらいは書こうかな…ということで更新します。

家はNPOのカントリーマネジャーの知り合いからサブレットさせてもらっていて、今日から下の階にドイツ人カップルが1週間同居で再来週は別の人が同居するということでなかなか楽しい生活ができそうな感じです。家の目の前が首都モンロビアで最大のスーパーということで色々なものが手軽に手に入って助かります。USの商品も多く揃えてあるスタンドアロンのマルエツくらいのサイズのスーパーです。なんと日本からも虫コナーズが入荷されていました(わざわざ母→USに遊び来た高校友人という大変なルートで輸入して持ってきたのに。。。)。ちなみに家はものすごい鉄格子と鉄のドアでガードされていてここが世界でも随一の途上国の真ん中であることを痛感させられます。とは言え、夜に出歩くことがなければ昼間は割りと安全みたいです(スリや強盗は少なくないようですが、命の危険を感じるレベルの犯罪は昼間は起こらないとのことなので日本人的には十分危険ですが、アフリカの都市の中では昼間にテロも殺人も起こらないというのは安全な方に入るということかと思います…)。

仕事面では、今日はリベリア厚生省に行ってきましたが全く機能していなくて、というか職員が仕事をサボっていてめちゃくちゃな状態でした。こちらでの仕事は彼らの尻を叩いてヘルスケアプロジェクトの進捗状況をモニタリングするExcelツールを作成することですが、まずは必要なデータを集めるところでスタックしているようで 前途多難な様子です。こちらでは電気もすぐに止まるし風呂も安定しないし、交通ルールもほとんど機能していない割にUNや米国、中国の支援で首都モンロビアの中心部は発展しつつあって驚くほど人口密度が高いです。10年前までの内戦の痕は至る所に残っていて人々も辛い過去を背負っているようですが、少なくとも表面上は日々を楽しんでいる様子です。西アフリカの人々は基本的に陽気で楽しい人達なので戦争の話題に触れさえしなければ楽しく付き合えそうです(ただし英語の訛りがきつくてまともに理解するのは難しいですが…)。今日は警備員に挨拶して明日からは省庁に顔パスできるようにしてきました。

蛇足ですが、中国の途上国への進出は非常に打算的である意味うまいなぁと思うところです。エクアドルに行った時もそうですが、中国は途上国の政府にお金を貸し付けインフラ整備を行う代わりに資源の採掘権を求めていて、世界中の途上国の資源が中国権益になりつつあるという話をよく聞きます。多くのNPOやNGOの職員はこうした資金難を抱える途上国政府の足元を見るようなやりかたに憤りを感じているようですが、途上国政府としても背に腹は代えられないという状況のようです。日本からの支援はクオリティも高いし親切で素晴らしいと言われましたが、一方で国として支援をどう国益につなげていくかという点では中国のやり方も少しは見習う点があるかなぁと思ったりします(程度問題ですが…)。

ということで、ネットも電気も全く信用なりませんが、とりあえずはまずまずな生活のスタートを切れたかなぁと思います。あとはMalarone(抗マラリア薬)がきちんとマラリアから守ってくれれば楽しい生活が送れそうです。
2013
08/27

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インターンシップについて

インターンのまとめを書かなきゃと思いながら結構忙しい日々になってしまって放置が続いてしまっていました。。
MBAの1年目が終わった6月中旬から8月の頭まで香港の投資ファンドにてインターンをしてきました。投資経験がない中でバイサイドの仕事ということでどうなることかと思っていましたが非常に楽しい一月半を過ごすことが出来ました。

インターンの具体的な中身に入る前に、最近、どうやって全く関係のない業種のインターンを取ったのかということを聞かれる事が多いので非常に簡単ではありますが、まずインターン獲得までの流れを書いてみます。事の発端は親しくしてもらっているMBA卒業生からの「香港のファンドが最近の日本の政策について知りたがっているからちょっと電話で話してあげてよ」という電話でした。この卒業生の方とは最近の政策について度々話していたので白羽の矢が立ったということだと思います。そして、ファンドとの電話ミーティングの最後に「投資業界でのインターンを探している」ということを伝えたところレジュメを送ってくれということになり2回の面接を経てインターン獲得に至ったというわけです。面接ではこれまで関わってきた仕事について説明すること、彼らのビジネスについて教えてもらうこと、彼らが持っている投資案件で興味があるもののすり合わせをすることがメインでした。従って選考されているというよりは既にインターンの中身について相談するという感じでした。一般的に投資ファンドでのインターンは相手の投資戦略に合った投資案件をプレゼンしたり、投資に関する高度な知識を確認されたりすることもあると言われていますが、自分の場合は電話ミーティングの段階で自分の経験や知識は彼らの役に立つと判断してもらえたのではないかと思います。

こういう風に書くとラッキーでインターンゲットしたのね…と見えると思います。そして、ラッキーで取ったという話じゃぁあんまり参考にならないなぁと思われるかもしれません。しかし、アメリカでのインターン探しの多くはこういうラッキーに見える形で決まっていくものです。基本的にトラディッショナル系と呼ばれる大手企業でのインターンを狙う場合を除けば皆ラッキーで採用に至っているのです。このラッキーな出会いを戦略的に創りだすことをネットワーキングと呼ぶと捉えるのが正しいと思います。そしてラッキーでインターンを探すことをネットワークベースでのインターン探しと呼ぶのです。自分の場合、①件の卒業生に限らず同級生や先輩、たまたまイベントであった方に至るまで非常に多くの人と日本の社会や政策について議論し自分がその道に詳しいということを周りから認識してもらっていたという素地があったこと、②自分が投資ファンド、スタートアップ、NPOのどれかでインターンをしたいと思っているということを理由ややりたいことを合わせてあちこちで色々な人に話していて、”あいつはファンドでのインターンを探している”ということを周りに認識してもらっていたこと、という2つの行動をとってきたという経緯があり、たまたま卒業生がファンドから日本の政策について相談を受けた際に、そういえばゆーたがインターン探しているなぁと思い起こし、あいつは政策にも詳しいし、ちょうどいい機会だからインターンを見つけられるように手柄を建てられる場面を作ってやろうと配慮してくれたというのが実態なのです。おそらく上記の2つを行っていなかったら卒業生は自分でファンドの相談に答えて自分はそれを知ることすらなかったと思います。

つまり、毎年採用しているような大きな企業でのインターン探しを除けば基本的には、①自分について周りに知ってもらうこと、②相手についても知り、機会があれば自分も情報提供したり貢献すること、という双方向の取り組みをすることでラッキーをたぐり寄せる必要があるということです。ネットワーキングというと日本人は名刺交換して肩書と仕事内容をお互いに紹介しあって終わるイメージがありますが、そこからどう実を結んでいくかという点はあまり強くない気がします。正しくネットワークを構築していくということは意識的に行わないといけないなぁということはMBAに入学してから学んだことの1つです。自分も英語力の壁などもあり、アメリカ人と満足が行くほどネットワーキングができているかというとまだまだだと言わざるを得ませんが(こちらから貢献できる余地も相当小さいですし…)、この点は引き続き頑張らないといけないと思っています。

さて、前置きが長くなりましたが、ようやくインターンの中身についてです…。ファンドでのインターンでは投資家サイドで仕事をすることで経済政策が実際の経済主体の行動にどういう影響を与えているのかを大いに学ぶことが出来ました。守秘義務もあるので細かいところは書くことができませんが、経済政策の変更が色々な経済主体の行動をどう変え、それが投資対象となる会社のビジネスにどういう影響をあたえるのかということを2〜4年のスパンで予想し、ファイナンシャルモデルに落とし込み、実際の投資の意思決定をするというある意味投資の教科書的な戦略を取っているファンドでした。非常に平たく言えばインターンを通じて①どういう経済政策の変更が起こりそうなのか、②それがどういう風に社会に伝播していくと考えられるか、という2つの点を分析する仕事をしてきました。もちろんインサイダー情報には最新の注意を払う必要がありますが、役所で働いてきて政策がどう転がっていくかという勘所のようなものは理解していますし、自分自身が大きな社会の動きを捉えることは得意としているのでその点ではファンドに貢献できたのではないかと思います。

一方で社会の変化が特定の会社のビジネスにどういう影響を与えそうか、それが最終的に経営状況、株価にどう反映されていくのか、それを踏まえてどういう投資判断をすべきかという投資家としてのスキルやセンスの部分は貢献するというよりこちらが学ばせてもらうという感じでした。ファンドのメンバーもそこは学んでいってもらう部分だと思っていると明言してくれていたので後ろめたさはなく、色々教えてもらってきました。

また、投資銀行などのいわゆるセルサイドとのミーティングにも参加させてもらったり、関係者へのインタビューもさせてもらったり日々のプラクティカルな業務にも関わらせてもらったのでどういうふうに仕事が進んでいるのかという点も間近で感じることが出来ました。面白かったのは香港のファンド業界の方が個人的な繋がりで集まって行っている勉強会のようなものに混ざらせてもらったことです。昨今の日本の経済政策の変化が香港のファンドにとってどういうインプリケーションがあるのか、変わったものと変わっていないものは何なのか、総合的に見て日本市場は高い参入障壁を超えてでも進出すべきなのかということが議論されていて大変刺激的であると同時に、投資家サイドから見て日本政府や社会のどこ部分に引っかかりを感じているのかということを知ることは非常に示唆的でした。

もちろん、仕事だけでなく香港がなぜ投資家を集めることができたのか、香港社会に魅力と問題点なども肌で感じることができて非常に良い経験が出来ました。まぁ社会構造とかという以前に相当蒸し暑くて着いた日には夏バテするほどだったのでカリフォルニアと比べて気候面では相当差があると思います。とは言え、香港は相当に親日な土地柄でビジネス上も日本が未だに重要な地位を占めているという点で日本人が日本人であることを忘れずに仕事が出来る環境でありそういう意味ではウォールストリートよりも過ごしやすいと思います。

そんなわけで香港での1月半は非常に学びの多い素晴らしいインターンになりました。そして、実はこの記事は次のインターン(というよりは学校のプログラムですが)の地であるリベリアに向かう飛行機の中で書いています(このフレーズ一つ前の記事でも書いた気が…)。実はここに辿り着くまでに大量の予防注射や薬の投与などに加え、Visa取得など様々なハードルが有りようやく出発だ…という感じです。今この飛行機の中では期待と不安で言うと不安のほうが若干大きい気がしています。マラリアやら治安の問題やら色々不安な点はあります。一方で、人生観に大きな影響をあたえるような経験ができるのではないかという期待も大きいです。プログラム自体はボストンのNPOがホストしてくれるのですが、リベリアのオフィスには今1人しかいないらしく、基本的には自分でオフィスに行ってリベリア厚生省の方と仕事をしてくるという感じらしく放置プレー感がすごいです。逆に放置されるからお客様生活というかツアーで行ってきましたというのではなく1月間自分で生活をしてくるという感じになりそうなのでその分学びは大きい気がします。

ということで、リベリアでの新生活がスタートしました。リベリア珍道中編に乞うご期待です笑。






プロフィール

ゆーた

Author:ゆーた
カリフォルニアのパロアルトでMBA生活を送る29歳。

Stanford MBAでの生活も終盤に差し掛かってきました。こちらでの生活を通じて考えたこと、感じたことを徒然と書いていきたいと思います。

受験記録に引き続き、米西海岸よりお便りを届けたいと思います。

Twitterやってます。
http://twitter.com/tkns1192

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