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2009
11/16

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キャリア上の悩み

【今日の一言】

昨日の夜は去年代表をやっていた
政策勉強会の忘年会でした。
この勉強会は、自分が大学3年生の頃
初めて参加させてもらい、その2年後に
運営側として再度参加し、去年代表を
努めていました。
公を担うのは公務員だけじゃない。
皆が自分の持ち場から世の中を良くしよう
という哲学の元、色々な社会問題に対し
政策提言を立案することなどをメインに
活動しています。

その他には政策提言グループワークの
ヒントにするために色々な有識者から
講演を聴いたりしています。
最近では、Body Shop Japanの初代社長の
木全さんや、Mckinseyの元日本社長の
横山さんなどのお話を聞きました。

そんな感じでやっている勉強会なので
参加者も熱い人が多く楽しいです。
昨日の忘年会でもなかなか深遠で
悩ましい話題が出ました。
それは、自分が解決したい社会問題に
対して最も決定的にコミットできる
立場を見つける事の難しさです。

悩んでいたのは、日本の農業の復活に
向けて頑張っている市役所職員の方です。
現場に非常に近いところにいる市役所職員
は現状を知り、直接農家に働きかけられる
のが利点ですが、その分、国家的な政策
には関われません。
逆に農水省では農家から離れすぎていて
現場感覚を持った政策を立てるのが難しい
と・・・さらに、政治家は立場の不安定さや
利権が絡み、思った議論ができません。
もちろん、農家として、マスコミとして、
企業農業として関わることもありますが、
それぞれ一長一短です。

昨日の議論では結論は出ませんでしたが、
自分の考える政策を確実に実行できる人が
いたら、それは独裁者に他ならないという
事なのかなと思います。
つまり、様々な意志決定主体が複雑に
関与することで、カウンターバランスが
図られ、極端な政策が実行されないという
根本的な性質が欠点として捉えられれば
上記のような悩みが生まれますが、逆に
利点として捉えることも可能ということです。

しかし、これは将来のキャリアパスを
考える上で非常に重要な示唆を与えて
くれる議論だと思います。
社会を良くしたい!と考えるそれぞれの
個人が社会を良くする決定的な立場に
立つことは非常に難しく、実際はどんな
立場になっても自分の思うような政策や
対応策を実現することは不可能に近い
ということは、これらの人にとっては、
数学でいえば、不完全性定理、物理で
いえば、不確定性原理を発見したのと
同じくらいの衝撃がある事だと思います。

日本においては原理的に、特定の個人が
特定の社会問題を解決する決定的な
影響力を持つことはあり得ない。
これは、こういう興味を持つ人間が
自分の立場に満足することはあり得ない
ことを示唆しています。
普通に考えれば当たり前な話ですが、
通常、公務員であれ、政治家であれ、
コンサルであれ、社会起業家であれ、
皆が自分の考える社会を実現させたくて
そのキャリアを選ぶわけで、どの立場を
選んでも、自分の欲求が満たされない
事をロジックでなく、自分の直感として
腑に落ちて認識している人はそれ程
多くないのではないかと思います。

これに関連して、この間、会社の同期と
うちの業界のこれからみたいな議論を
しましたが、その時にも何が必要かは
比較的色々出るものの、それを誰が
どう実現するのかという道筋については
決定的な案が出ませんでした。
でも、よく考えれば、特定の誰かが
特定の政策を確実に実行することは
できないという原理に則って考えれば
必要であっても簡単には実現できない
ということになります。
この結論は自分にとっては、大層絶望的な
ものであり、同時に、自分の進むべき道を
霞の中に隠してしまうものです。

まぁ、同じようなことで悩んでる仲間が
身近にいるんだと思えた昨日の飲み会は
価値があったと思います。

英訳する気力と体力の欠如から、
日本語だけです・・・。へたれですね。
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プロフィール

ゆーた

Author:ゆーた
カリフォルニアのパロアルトでMBA生活を送る29歳。

Stanford MBAでの生活も終盤に差し掛かってきました。こちらでの生活を通じて考えたこと、感じたことを徒然と書いていきたいと思います。

受験記録に引き続き、米西海岸よりお便りを届けたいと思います。

Twitterやってます。
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