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2013
09/03

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リベリア生活報告第二弾

リベリアでの生活報告第2弾。

1週間経ってリベリアでの生活にも慣れてきたものの、自炊ができないひとり暮らしにとってレストランの少なさや夜の外出の難しさは非常に大きな足かせとなっていてできるだけ昼食に栄養をとっておいて夕食は非常に簡単に済ませる(例えば、スナックやチョコレート、コーンフレークなど…)という生活になってしまっています。そのせいか風邪を引いたっぽく微熱が続いています。。。だるくなってきた時にはマラリアか!?とビビりましたが熱は上がってこずよくよく考えればマラリアの潜伏期間が通常10日以上であることを考えれば単なる風邪っぽいです。

仕事の方は思いのほか順調に進んでいて、仕事上のパートナーであるNational Standard Laboratoryのマネージャーが他のリベリア政府職員と違って非常に真面目でしっかりと働いてくれるおかげであまり大きなストレスもなく必要な情報を収集出来ています。そういうわけで自分が任されているパートはまずまず進んでいるのですが、あと2週間ちょっとで採決となる法案をめぐる全般的な状況は相変わらず壊滅的です。今週中に政府機関とのミーティングがまたあるようなのでそこで問題点の整理と業界調整の方向性を明確化していかないと厳しいと思います。。。ちなみに、仕事は通常は家やレストランで行っていてパートナーと議論する必要があるときだけ応充てがってもらったオフィスの机で仕事をします。このオフィスというのが日本の役所で言えば総務課長クラスの部屋と同じくらい大きくて人生で一番豪華なオフィスです。。。冷房もついていますし!ただ、蚊が飛んでいるのを見たので油断するとマラリアにかかるかもしれません(まぁマラリアのキャリアは夜行性の蚊らしいので昼間は多分平気ですが。。)。

こちらで1週間過ごしてみて感じることはリベリアでも都市部は欧米人を対象としたビジネスが多く、レストランなども欧米人向けのものと現地人向けのものは完全に分かれているということです。そして、欧米人はどこに行っても固まっています。これは香港でも感じたことですが、欧米人も見知らぬ土地でマイノリティになればすぐに固まるんですよね。アジア人はどこに行ってもすぐに固まると言われますが、マイノリティになればだれでも固まるんじゃんと最近思います。まぁリベリアくらいの僻地になるとそもそも衛生面や治安面で現地の人と同じ生活をおくるのは非常に困難なので仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんが…。

しかし、リベリアはネットで見ても内戦について書かれたものや、内戦後の荒廃していた時期の情報ばかりが出てきて現状と全く一致しないなぁと感じます。こちらに来る前には戦争犠牲者の写真を見たり、非常にネガティブな旅行記事などをたくさん見たのでかなりビクビクしていたのですが実際は至って陽気で紳士的な人々ばかりです。残念ながら足がなくて地方にはいけていませんが少なくとも都市部では危険な状況を見たことがありません(車の運転は非常に荒く信号もないので道を渡る時が一番危険を感じます…)。そういう意味では自分の目で見てみないと世界のことを理解するのは難しいなぁと思います。

まぁとは言え、リベリアなどのアフリカ途上国に滞在するということは普通は難しいと思うので少しでも実情をここでお伝えできればいいかなぁと思っています。今は欧米人向けの超高級ホテル(一泊130ドル以上!普通のアメリカのモーテルよりも全然高いです)のレストランに来ています。ここはリベリアとは思えないくらい綺麗でランチが15ドルとそれほど高くないので結構利用価値が高いです。が、家から歩いて15分くらいかかるのが玉に瑕。雨季で毎日土砂降りであることを考えるとここまで来ること自体がずぶ濡れ覚悟なので結構厳しいです。今日のように昼間に晴れている日には利用したいと思います…。
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プロフィール

ゆーた

Author:ゆーた
カリフォルニアのパロアルトでMBA生活を送る29歳。

Stanford MBAでの生活も終盤に差し掛かってきました。こちらでの生活を通じて考えたこと、感じたことを徒然と書いていきたいと思います。

受験記録に引き続き、米西海岸よりお便りを届けたいと思います。

Twitterやってます。
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