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2012
06/19

コメント(7)

楽しくも怒涛の週末

この週末は怒涛のようでした。

土曜日は朝9時から公務員に興味があるという大学1年生の子と話したのですが、公務員受験生にもなっていない学生と話すというのは珍しい機会なのでなかなか面白かったです。公務員に限らず広い視点で見たときにどういう選択肢があるのかということも知見の範囲で話しましたし、全く関係の無い今時分が関わっている業務の話をしたときにはそういう分野も面白そうだといってくれていたので、できるだけ広い視野を持ってキャリア選択に当たってほしいという当初の目的は達せられたと思います。話しながら、自分ももう一度学生に戻ってゼロベースに近いところからキャリアを考え直す機会に直面しているんだよなぁと考えさせられました。そして、大学生を紹介してくれた友人もMBA受験を考えているらしく、TOEFLに挑戦中のようです。仲間の挑戦も全力でバックアップしたいと思います。

その後、お昼には霞ヶ関と最高裁から米国に留学する人たちのパーティを開きました。人事院がこういうネットワーキングのイベントを企画してくれれば助かるんですが、期待できないので、Harvard Kennedy Schoolに行く他省庁の同期と一緒に計画を練って自分たちで開いてしまいました。みんな渡米準備などで忙しい中だと思うので集まってくれるかなぁと少々不安でしたが、結局多くの方に参加いただいて楽しい会にすることができました。MBA受験をしていると留学=MBAと錯覚しがちですが、霞ヶ関からはいろいろな分野に留学するのでそういう方と話をするのは本当に面白いです。霞ヶ関での働きという共通のバックグラウンドがありつつも個別の行政課題は異なっているので仕事の話をするのも面白いですし、学びたいと思っていることを話すのも面白いです。もちろん、渡米に向けた準備の話はプラクティカルに役に立ちますしね(人事との交渉だったり、学費が役所から振り込まれるタイミングの話とか・・・)。

パーティ後は結婚式2次会幹事のメンバーと焼肉を食べたのち、終電なくなるくらいからカラオケ⇒ダーツ⇒我が家での徹夜飲みというハードだけど楽しい夜をすごしました。2次会は本当に楽しくていいものにできたので幹事のみんなには感謝感謝です。幹事同士もかなり仲良くなってくれて、このメンバーでの活動が終わるのは寂しいねーと言ってくれたりでうれしい限りです。今後も仲良しグループみたいにことあるごとに遊んだりできたらいいなぁと思います。みんなでまとめてドドンとPalo Altoに遊びに来てもらってラスベガス⇒国立公園めぐりなどができたらいいねと話していたので、再び企画を立ち上げないとですね!

徹夜明けの中、日曜日は、MIT、UCLA、UC Berkeley、StanfordのClass of 2014メンバーでランチ会でした。みんな出発準備で忙しい中なので全員が参加できたわけではないですが、渡米後も仲良くできそうな方ばかりで楽しくなってきました!ランチ後は、Stanfordの同級生と3人で渡米準備と生活セットアップに関する情報交換をして意外とタスク多くてやばいねって青ざめました。そしたらそこへ、出張で日本に帰国されていたClass of 2010のY.I.さんが駆けつけてくださり、色々お話してくださいました。Y.I.さんは現地で起業していたり、精力的にBlogを書かれていたりと有名人で、受験中はこうしてお会いして話せるとは思っていませんでした。体験に基づくシリコンバレーでの人脈形勢だったり、文化の違いからくる気をつけるべき点、最近のお仕事について(Y.I.さんの転職はWSJに掲載されるほどの出来事だったみたいです!)の話は非常に参考になりました。しかし、なにより強烈だったのがお勉強についての話です。Stanfordの1年目秋学期は地獄のように厳しくて、DeanからYou are in a troubling situationみたいなメールが来て退学になるぞと警告されることが頻繁にあるという話に一同戦慄を覚えました。。。前日に準備した内容はディスカッションの流れとかを見失っていても手を上げ続けて発言するしかないとか・・・。他の大学と違い、FinanceやAccounting、Statisticsといった数字系の科目が秋に少なく語学にも文化にもなれないうちにディスカッションをガンガンしないといけない環境なため死にそうになるようです。先日GSB Class of 2011のTaddyさんがMBA Networking partyでおっしゃっていた「僕、お勉強が好きだからパーティには参加できないんだ。ごめんね。」みたいな話は笑い話ではなく、そう言って篭って勉強しないとついていけないということみたいです・・・。ヤバ過ぎます。ということで、秋学期中はBlog更新がぱったりとストップするかもしれません。そのときには、あぁ、ゆーた君はお勉強が好きになってしまったのね・・・と哀れんでやってください。

そして、週末イベントラッシュの最後は、お世話になった交流分析の先生宅でのお食事会でした。交流分析は、心理学をより実践的に用いて対人関係を分析しましょうというもので、まさにMBAのリーダーシップ教育の土台になる内容だったので大変面白かったです。といいつつ、講座には妻と参加していたので、MBAの準備というよりは夫婦関係を分析することのほうがずっと多くなってしまいましたが・・・。一緒に参加していたHaasに進学するお友達には余すことなくばれてしまいました(笑)先生には1年弱にわたってお世話になっていたので講座が終わってしまうのは名残惜しいですが、先生もSFに遊びに来てくれるといってくださっているのでそれを楽しみにしようと思います。

というわけで、倒れずにすべてこなせるのかと不安でしたが、最高に楽しい土日になりました。改めて色々な方に支えられてきたんだなぁと実感しています。渡米まであと2週間ちょっとですが、できる限り密度の濃い2週間にしたいと思います!

けん

ゆーた様

留学前のお忙しい時期に暖かいお言葉ありがとうございます。無事1日目は突破できました。
まだ2日しか回っていないですが、公務員の方も1学生の意見に真剣に向き合ってくださり、更に志望度が上がりました。

転職についてのご意見もありがとうございます。
”日常業務に埋もれて志を忘れる不安のほうが大きくなってくる”
本当にその通りですね。僕自身、省庁を志望した理由は成し遂げたいことが出来る場所だと感じたからです。少し気が早いですが、もし省庁に入れることになったら、その青臭い気持を忘れず日々業務に取り組みたいです。

まずはあと二週間必死で頑張ります!お忙しい中ありがとうございました。

06

30

13:43

ゆーた

けん様

官庁訪問は本日1日目という感じでしょうか。大変なプロセスだとは思いますが、あとから振り返ると楽しい期間でもあったように思います。しばらくは緊張する日々が続くと思いますが、せっかく公務員と議論する機会でもありますし、思ったことをぶつけてこられることをお勧めします。たくさん会っていると、熱い思いを持って全力でぶつかってくる学生が一番輝いて見えますし、それを面接する側も楽しみにしています(少なくとも若手はそういう人が多いと思います)。もちろん、独りよがりになってしまっては元も子もないですが、学生らしく学ぶ姿勢を持ちつつも、心の通った議論を展開できると良いと思います。自分自身は留学前で面接そのものはしませんが、どこかですれ違っていたりするかもしれませんね(笑)

さて、転職する人の人数ということですが、幹部の再就職を除けば自分の知る範囲ではちらほら辞める人がいるという感じです。留学後に辞める人もいればもっと若いうちに辞める人も多いです。結婚して子供いて・・・となるとリスクを取れずなかなか転職しづらいようですが…。ちなみに、同期は7人中1人辞めていますが、結構多く残っています。まぁ、もちろん、ご自身が人生をかけて成し遂げたいことに向けて転職する方が近づけるということであれば転職するのもありですが、嫌になって逃げ出すとあとで後悔するようですのでよく考えて出ないといけないという話は聞きます。まぁいずれにせよ、今の制度では通常は国家公務員は解雇されないので不安はあまり必要ないと思います。むしろ日常業務に埋もれて志を忘れる不安のほうが大きくなってくると思います。そういう時に留学などをして外を見、霞が関を客観視することで自分に何ができるかを考えてみるといいのかもしれませんね(自分の留学はまさにそういう感じでした)。

06

28

04:07

ゆーた

>野球好き様
御返事が遅れました…。まだ引越し準備が終わらず。。。
TOEFLに関して言えば、3800はRank3までで十分だと思います。
基本的なRの勉強は、問題を解いて、答え合わせをしたら何故間違ったのかをよく理解するようにしました。その上で単語を調べて精読するようにしていました。音読に関しては、自分自身はもう少し簡単目のスクリプトを音読していました(たとえば、Barron'sにあるWritingのIndependent模範解答例など)。

シャドーイングはかなりしつこくやったほうがいいと思います。自分は1つのパッセージで100回以上やることも少なくなかったです。完璧を目指しましょう。口の動きが慣れることと、耳が慣れることで英語として頭に残り口が動くという状態を作り出すことが重要ではないかと思います。

TOEFLは85点くらいまでは努力がしっかり反映される試験だと思うので頑張ってください!

06

28

03:52

けん

以前、今年官庁を受けるとコメントさせてもらった者です。無事2次試験通過していました。もしかしたら、明日からの訪問の際にゆーたさんにお会いできるかもしれないと勝手にワクワクしています。笑

1点お聞きしたいことがございます。国家1種で入省された方で、転職される方というのはどの程度いらっしゃるのでしょうか? これからの経済状況を考えると省庁を出た後のキャリアも考えておいた方がいいという話を聞いたもので、漠然と不安に思っています。 省庁毎や入賞年次毎に異なると思いますが、簡単にでもいいので教えていただけると助かります。お手数ですがよろしくお願いします。

06

26

13:47

野球好き

こんばんは!
早速の返信、ありがとうございます!
3800の単語は、Rank3まで終わらせました。
やはりRank4までやっておいたほうがいいですか?

また、OGも持っているのですがRに関しては
1周終わらせたのでLongmanをやっています。
また、時間を開けてやろうかなと思ってます。

ゆーたさんは、Rの勉強法は具体的にどのようなものでしたか?
自分は解く→分からない単語を調べる(単語帳に書く)→精読して訳を把握→音読という感じです。
何か、アドバイスなどあったら、よろしくお願いします。

もう一つ、シャドーイングに関してですが、
1つの会話or講義を徹底的にシャドーイングしてから
次のTopicに進んだほうがいいですか?
現在、自分はシャドーイングと音読をして
次のTopicに移っています。
全部で20Topicあるので、どんどん回してシャドーイングをしています。大体5周は終わりました。

質問ばかりですが、よろしくお願いします。

06

21

22:46

ゆーた

コメント有難うございます!
Rに関しては、TOEFL単語3800などで単語力を補強したほうがいいと思います。
ある程度単語のインプットがないと英語を読むことができないということになって
点数が伸びてきません。単語をしっかり増やした上で、問題集に取り組むと良いと
思います。問題集はLongmanでも良いと思いますが、Official Guideをやるのが
最も効率的だと思います。本番とほとんど同じレベル・形式で問題を解けるので
お勧めです。

Lに関しては、点数から察して英語がまだ半分呪文のように聞こえていたり
Lectureのほとんどは理解できないレベルだと思うので、シャドーイングが
重要だと思います。英語が英語として聞き取れるようになってきたら
Rのためにやっていた単語力が効いてきて意味が大分取れるようになると思います。
そうなればLも15点以上取れると思います。

必要点数まではそんなに距離が無いですし、しっかりやれば十分点数が
取れるようになると思います。WritingなどもTemplateを用いるなどして
安定して書けるようになれば24点くらいは割りと簡単に出ると思います。

頑張ってください!

06

21

02:24

野球好き

初めまして!
来年の1月(春学期)からアメリカで
スポーツトレーナーの勉強をしたいと思っています!
現在はTOEFLに奮闘中です!

前々回は57点でした。
今は先週受けたテストの結果待ちです!

入学の基準は61点です。
自分としてはR20点 L10点 S15点 W20点
を目標に勉強しています。
最近のテストでは、SとWは点数が取れるようになりました。
RとLはまだまだです。
この二つに関しては、一冊の参考書を
覚えこむくらい、何度もやろうと考えています。
音読、シャドーイング、精読を繰り返しています。
質問ですが、この勉強法で大丈夫でしょうか?
特にリスニングは伸び悩んでいるので不安です。
抽象的な質問で申し訳ありません。

ちなみに使用している参考書は
R→Longman
L→受験英語からの~
です。
よろしければ、ご返答のほどよろしくお願いします。

06

20

22:08

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プロフィール

ゆーた

Author:ゆーた
カリフォルニアのパロアルトでMBA生活を送る29歳。

Stanford MBAでの生活も終盤に差し掛かってきました。こちらでの生活を通じて考えたこと、感じたことを徒然と書いていきたいと思います。

受験記録に引き続き、米西海岸よりお便りを届けたいと思います。

Twitterやってます。
http://twitter.com/tkns1192

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