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2012
04/18

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What matters most to you, and why? について

最近、「What matters most to you, and why?」というStanfordの名物Essayについて、どういうふうに準備したかという質問を受けることが多いので、少し長くなりますが、自分なりのアプローチを具体的に説明してみたいと思います。もちろん、違うアプローチで合格している人もいるでしょうし、以下が唯一の正解とは言いません。受験を通じて、自分なりの正解に至ることが大事なのかもしれません。そういう前提でひとつの解釈であると考えて読んでいただければと思います。

さて、このQuestionを通じてStanfordは何を知りたがっているのでしょうか。実際にStanfordから与えられている問は以下のようになっています。

Essay 1: What matters most to you, and why?

StanfordのAdmissionのページを見たことがある方はご存知だと思いますが、実は、Questionに付随して以下のような重要なヒントが与えられています。

"The best examples of Essay 1 reflect the process of self-examination that you have undertaken to write them. They give us a vivid and genuine image of who you are?and they also convey how you became the person you are. They do not focus merely on what you've done or accomplished. Instead, they share with us the values, experiences, and lessons that have shaped your perspectives. They are written from the heart and address not only a person, situation, or event, but also how that person, situation, or event has influenced your life."

この解説の中で一番の核心は以下の部分でしょう。

"They give us a vivid and genuine image of who you are?and they also convey how you became the person you are."

たまに「この問いには正解はない。何を書いてもいいんだ。」という説明をしている人を見かけますが、実は、正解はあります。上記の文は、「鮮明かつ正真正銘なあなた」つまり「あなたが何者で、どういうふうに今のあなたになったのか」ということを伝えるものを書けという正解を教えてくれています。この点を突き詰めれば、Essay1を書くにあたって、まず、「自分自身が何者なのか、どのように自分が今の自分になってきたのか」ということをはっきりと認識できている必要があるとわかると思います。
(何を書いてもいいのではなく、どう書いてもいいということです。)

しかし、よく考えれば、この点を理解せずして、どうして真のCareer goalが描けるでしょうか。真のCareer goalなくしてどのようにLearning objectivesが得られるでしょうか。Learning Objectivesをわからずして大学をどう選ぶのでしょうか・・・。ということで、MBA受験をするのであれば、Stanford受験生でなくとも、What matters most to you, and why?に答えられる状態になっているべきなのです。したがって、この問いに対しては、自分の中にある答えをどのように表現するかという問題だけになっているはずです。もちろん、VividかつGenuineなイメージを抱かせる表現・ストーリー構成というのは悩ましいポイントではありますが、それは、Essay Counselorというプロと二人三脚で磨いていけばいい領域でもあります。

さて、ここまでは、さも当たり前のように「自分が何者で、どういうふうに今のあなたになったのか」ということを認識しているはずでしょ?というトーンで書いていますが、実は、ここを明確にできているMBA受験生はそれほど多くないように感じます。逆に言えば、ここが差のつくところであると言えます。自己分析というと陳腐な感じがしますが、深く分析できているほど芯のしっかりしたEssayになります。自分が人生をどのように選択してきたのか、その背景にある価値観は何なのか、そういう価値観を持った自分は何者なのか・・・。英語で言えば、Maturityということになるのでしょう。上記のとおり、StanfordのEssay1を書くためではなく、自分に最もFitするMBAプログラムを選択し、その後の人生を実りあるものにするために、ここを深く考えるべきであるということです。

こういう考え方の元、自分は、Essayを書く前の段階で2ヶ月くらいを費やしてカウンセラーと自己分析を行いました。そのおかげで、StanfordのEssay1は非常に素直に書けた印象です。実際に書いたことは、奇をてらったものではなく、「なぜ中学時代に考古学に興味を持ったのか、なぜ高校時代に宇宙物理学に興味を持ったのか。なぜ大学では触媒化学を専攻したのか、他大学の特別聴講生として法学部・経済学部の授業に出席したことがどう自分に影響を与えたのか、という自分の「Core Value」を発見する過程、そして「Core Value」と現在の自分・仕事」というものです。要するに、「どのような歴史を経て今の自分が形作られたのか。そして今の自分は何を大事にしているのか」ということをストレートに書いたということです。

「What matters most to you, and why?」は他の大学で直接聞かれることは多くはありませんが、以上のとおり、どの大学を受けるにあたっても自分の中で明確にしながら(いつもここに立ち返りながら)Essayを書くべきものだと思います。もちろん、Stanfordの他のEssayもすべてこの「Core Value」との関係性を意識しながら書きました。そのおかげか、合格通知に書いてあったアドミからの手書きコメントでも、Core Valueについて触れられていました。

長くなりましたが、MBA受験において最も肝となる、自分をどれだけ理解できているかということをシンプルに聞いている問いであるということが伝わればいいかなと思い書いてみました。Stanfordに受けのいいストーリーを作るのではなく、ぜひ自分自身を表現してみてください。華々しい経歴は必要ありません。ただ「あなた」が目の前に現れるEssayを書けばいいのです。そのために、まずは自分自身をよく理解してあげましょう。それがMBA受験の成功、そして充実したMBAライフ、その後の実りある人生をもたらしてくれることでしょう(と自分は信じています)。

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プロフィール

ゆーた

Author:ゆーた
カリフォルニアのパロアルトでMBA生活を送る29歳。

Stanford MBAでの生活も終盤に差し掛かってきました。こちらでの生活を通じて考えたこと、感じたことを徒然と書いていきたいと思います。

受験記録に引き続き、米西海岸よりお便りを届けたいと思います。

Twitterやってます。
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