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2010
04/13

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BOPビジネスに関するごく個人的な考察

【今日の一言】

最近、BOP(Base of Pyramid)ビジネスに興味が出て
きました。もちろん、興味分野トップではないですが、
にわかにその地位を高めています。

BOPビジネスというのは要するに、世界の発展途上国に
いる貧困層をターゲットにしたビジネスで、約40億人を
対象にしていると言われています。
40億人もいるので、いわゆる薄利多売方式で利益が上がる
可能性があります。また、大抵こうした貧困層には社会的
な問題も同時に発生しているので、これを一気に解決できる
可能性も秘めていると言われています。

おそらくこのビジネスに興味を持ち始めたのには二つの
理由があります。
一つは、最近、MBAを目指すようになってから日本を
良くするという視点から世界を良くするという視点に
関心が移りつつあるということ、もう一つは単純に
皆が試行錯誤していてこれから色々おもしろい動きが
出てきそうだからということです。

一つ目は自分にとってはドラスティックな意識変化です。
今まで純ドメで自分の世界=日本だった自分が留学を
意識し、世界に目を向けると、日本は十分良い国、良い
状態にあるんじゃないかと思い始めました。
もっと良くしなきゃいけないところは他にあるんじゃないか
と思ってみてみると、世界には自力では抜け出せない泥沼に
はまってしまい、劣悪な環境で生きている人たちがいることに
気づきました(遅いけど)。
また、実は世界ではこうした人たちの方がむしろメジャーな
存在です。
社会を良くしたい=日本を良くしたいなのか?こういう貧困層
を無視していて良いのだろうか・・・。そういう意識変化があります。

二つ目は、先進国とは全く異なるフィールドで行われるもの
だけに、やり方を変える必要があるということ、つまり、
現地のニーズや社会的必要性などを非常に個別具体的に分析する
必要性があるなど、今までのやり方が通じない市場です。
むしろ市場という言い方もおかしいかも知れません。
上で40億人いるから薄利多売が可能だと言っておきながら
逆説的ですが40億人に共通するニーズはなく、それぞれの
置かれた状況や文化などによって全く異なったニーズを持って
います。よって、一つ一つの市場は実は小さいかも知れません。
しかし、これまで単に援助の対象であった人々を経済活動の中に
組み込むことができれば、いわゆる魚ではなく竿とえさを与える
という観点からも望ましい気がします。
また、単純に限界効用も非常に高いことから社会厚生の最大化
の観点からも経済学的に正当化される気もします。

しかし、自分がBOPビジネスのEntrepreneurとして何らかの活動
に参加するかといわれると相当ハードルが高いのは確かです。
まずは、現時点で日本を捨てて現地のために人生をかける覚悟が
ありません(これだけで致命的ですが・・・)。
さらに、今の自分には単純な労働力以上の価値を提供できるとは
思えません。MBAでBOPについて学んだとして果たしてどうなるか。
加えて、こうしたビジネスは通常採算性ぎりぎりなため、給与が
相当押さえられていることが多く、日本の家族を養うほどの収入が
得られない可能性が高いです。これは、一馬力で妻には子育てに
集中してもらいたい自分には致命的です。

そういうわけで、非常に興味関心は高いものの現実的な選択肢には
なり得ないとは思っています。
しかし、例えば、全く異なった立場からこうしたビジネスを支援する
ことや議論に参画すること、あるいは草の根の活動にVolunteerとして
参加することなどはできるかも知れません。
この分野についてはきちんと注目しておくこととしたいと思います。

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プロフィール

ゆーた

Author:ゆーた
カリフォルニアのパロアルトでMBA生活を送る29歳。

Stanford MBAでの生活も終盤に差し掛かってきました。こちらでの生活を通じて考えたこと、感じたことを徒然と書いていきたいと思います。

受験記録に引き続き、米西海岸よりお便りを届けたいと思います。

Twitterやってます。
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