自由の風が吹く場所で ~Letter from Stanford~
2012年秋からStanford GSBにて新たなチャレンジが始まります!
今日は世界的にも有名なセコイアキャピタルというVCに行ってきました。たまたま大学のVCにクラブが見学会を開いてくれるということで申し込んだら運良くメンバーに当選したのです。かつてアーリーステージだったAppleやGoogle、Yahoo!に投資をしてきたすごいファームなわけですが、大学の脇の道の脇道に意外にひっそりと建っています。基本的に大きな看板もないし地味な感じです。自分みたいに起業家でもなければ投資家でもない人間には縁遠い場所ではあるのですがミーハーな気分で見学させてもらってきました。
話を聞いていて思ったのは、上記の通り基本的に縁遠いはずの自分がなぜかVCにも憧れに似た感情を抱く訳は、彼らにはストーリーがあるということでした。つまり、彼らは単なる投資をしているのではなく、起業家の人生とともに歩み、世界を変えるようなスタートアップを影から支えてきたというワクワクし、時に感動するようなストーリーを生き生きと語るわけです。そこには自分がストーリーの中で確固たる役割を果たしてきたという自負がにじみ出ていて、そういう部分に惹かれるのでしょう。自分も常々自分や自分が関わったもののストーリーを意識して生きることが大事だと思ってきているので、VCが持つストーリーとの親和性が自分に響いているんだと思いました。一方で、役所の仕事も世界が紡ぐストーリーとは切り離せない仕事だと思います。社会や経済のシステムを作るというプロジェクトにはいくつものドラマがあり、自分がそのストーリーの中でどういう役割を果たしているのかを意識して仕事をするようにしてきました。もちろん、VCのストーリーはある種のサクセスストーリーであり、役所のそれはどちらかと言うとプロジェクトX的な感じという違いはあり、かつ人間誰しもサクセスストーリーへの憧れはあるので、VCに大して多くの人が憧れを抱くのは当然なのかもしれません。
自分を翻って考えると、自分が死ぬときに人生を振り返って、生きてきた数十年の間の世界や日本のストーリーの中で自分がどういう役割を果たし、どれだけのインパクトを生み出せたのかに思いを馳せるんだろうなぁと思うので、華々しさやかっこ良さあまり重要な視点ではないように感じます。ただ、世の中のストーリーがどういう方向に向かっていて、そこに自分はどう関わっていくのかをいつもいつも考えていないと、死ぬときに後悔することになりかねません。今日はVCに対する漠然とした憧れのルーツを見つめることができ、セコイアに訪問してよかったなぁと思いました。そして、結局は自分が果たしたいと思う役割について考え続けることがまだまだ必要だと思いました。
ということで、自分探しの旅は続きます。
話を聞いていて思ったのは、上記の通り基本的に縁遠いはずの自分がなぜかVCにも憧れに似た感情を抱く訳は、彼らにはストーリーがあるということでした。つまり、彼らは単なる投資をしているのではなく、起業家の人生とともに歩み、世界を変えるようなスタートアップを影から支えてきたというワクワクし、時に感動するようなストーリーを生き生きと語るわけです。そこには自分がストーリーの中で確固たる役割を果たしてきたという自負がにじみ出ていて、そういう部分に惹かれるのでしょう。自分も常々自分や自分が関わったもののストーリーを意識して生きることが大事だと思ってきているので、VCが持つストーリーとの親和性が自分に響いているんだと思いました。一方で、役所の仕事も世界が紡ぐストーリーとは切り離せない仕事だと思います。社会や経済のシステムを作るというプロジェクトにはいくつものドラマがあり、自分がそのストーリーの中でどういう役割を果たしているのかを意識して仕事をするようにしてきました。もちろん、VCのストーリーはある種のサクセスストーリーであり、役所のそれはどちらかと言うとプロジェクトX的な感じという違いはあり、かつ人間誰しもサクセスストーリーへの憧れはあるので、VCに大して多くの人が憧れを抱くのは当然なのかもしれません。
自分を翻って考えると、自分が死ぬときに人生を振り返って、生きてきた数十年の間の世界や日本のストーリーの中で自分がどういう役割を果たし、どれだけのインパクトを生み出せたのかに思いを馳せるんだろうなぁと思うので、華々しさやかっこ良さあまり重要な視点ではないように感じます。ただ、世の中のストーリーがどういう方向に向かっていて、そこに自分はどう関わっていくのかをいつもいつも考えていないと、死ぬときに後悔することになりかねません。今日はVCに対する漠然とした憧れのルーツを見つめることができ、セコイアに訪問してよかったなぁと思いました。そして、結局は自分が果たしたいと思う役割について考え続けることがまだまだ必要だと思いました。
ということで、自分探しの旅は続きます。
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