自由の風が吹く場所で ~Letter from Stanford~
2012年秋からStanford GSBにて新たなチャレンジが始まります!
アクセス解析を見てみると、「TOEFL 勉強法」とか「TOEFL 100点」とかというキーワードでこのブログにたどり着いてくれている方が圧倒的に多いようなので、役所の後輩向けに書いた受験の手引きのTOEFLセクションの内容を転載してみます。完全に個人的見解ですし、もっとよい方法もあると思いますが、ひとつの参考になれば幸いです。
~~~~~~~~~~~~~
【Reading】
日本人であれば最も得点しやすく、なおかつ高得点で安定させられるセクションです。逆に、純ドメが100点を超えるためには、ここで確実に28以上を確保したいところです。そのために必要な単語力は、TOEFL3800の英単語帳のRank3までをしっかり覚えることが手っ取り早いです。リスト形式の単語帳が嫌いな場合は、TOEFL TEST対策iBT英単語―100点獲得のためのRole Playingという単語帳でも良いでしょう。こちらの単語帳は、専門用語も充実しているので、使いやすいかもしれません。単語力強化と平行して、問題の形式に慣れるためにOfficial Guideをはじめ、市販の問題集をこなすと良いでしょう。基本的なReading対策は以上ですが、高得点を狙うためには、読解力の底上げがやはり重要です。そのために、アカデミックな内容を継続的に読むことをお勧めします。題材は何でも良いですが、お勧めなのは以下の二つです。
①MIT News (http://web.mit.edu/newsoffice/)
ほぼ毎日、MITの研究成果について一般向けに解説したArticleが更新されます。長さ、内容的にもTOEFLの受験生レベルにちょうど良いと思います。理系のテーマが得意ではない人には少し難しく感じるかもしれませんが、TEOFL本番でも理系テーマは頻出ですので、慣らすのに使うといいと思います。
②Knowledge@Wharton (http://knowledge.wharton.upenn.edu/)
こちらは、Whartonのfacultyが最近のビジネスや経済周りの出来事について書いているコラムです。TOEFLよりは長いですが、MBAを目指す人にとっては興味深い内容の記事が多いと思います。難易度的にはTOEFLよりも少し難しいかもしれません。
【Listening】
最も不安定かつ、対策に時間のかかるセクションです。TOEFLでは、独立したListeningセクションのほかに、SpeakingでもWritingでもListening力が試されるので、相対的にListening力の重要度が高いという特徴があります。従って、Listeningを制するものはTOEFLを制するといっても過言ではないと思います。しかし、同時に、向上させるのに一番時間のかかる能力でもあります。Listeningは、①英語を聞き取れる(単語や文は聞き取れる)、②聞き取った英語の意味がわかる、③聞き取った内容を理解できる、という3つのステップを要し、それぞれに対応した勉強方があります。①については、シャドーイングを行うといいと思います。自分はVOAのLearning Englishから始めて、慣れてきたらTOEFLのListening教材を行いました。聞き取り能力が上がるまでは大量にシャドーイングをするしかない気がします。②については、頭からすばやく意味を取っていくということに慣れなければなりません。自分は主に二つのアプローチを行いました。まずは、iTunes Uやオーディオブックから興味のある講演や講義などを選んで電車の行き帰りや休日にたくさん聞くという方法。二つ目は速読(Penguin Readersや上記のサイトなど)を行う方法です。速読はReading力を付けるために行ったものですが、結局は英語を頭からすばやく理解する能力に直結するので思いのほかListeningにも効果的でした。ただし、かなり読まないと効果を実感できないため、時間がかかる点には留意が必要でしょう。③については、苦手な分野の基礎知識(スキーマ)を付けられる教材(英語が辛ければ日本語でも良い)を休憩がてら読むというのがいいと思います。自分の場合は、欧米史ものが苦手だったので、英語で書かれた英米史の本や、無料オーディオブックの米国史ものを中心に取り組みました。
いずれにせよ、Listeningを上げるのは非常に大変です。自分の知る限り、TOELFの点数が良くない人はListeningが上がらずに失敗しているケースが多いです。TOELF学習開始とともに、全力で取り組むべきでしょう。
【Speaking】
多くの純ドメが最も苦手意識を持つセクションだと思います。しかし、Speakingは最も勉強時間対効果が低いセクションでもあると思います。というのは、Listening力を上げて、基本的なテンプレートを覚えていけば純ドメでも多くの人が18~20点が出るわりに、24以上に上げることは相当難しいからです。ということで、100点を目指すほとんどの受験生が18~23点に分布しているのではないかと思います。そういう意味で、Speakingの対策は最後に回すという作戦で望みました。実際は、Interview対策などで英語を話していると自然とSpeakingも向上してきます。自分は95点を超えてからSpeakingに取り組み始めました。取り組んだ対策は、オンライン英会話を行うこと、Donald MillerのSpeakingクラスに参加すること、休憩がてら英語耳を一通り練習して、洋楽(主にNorah Jones)で発音練習をしたことです。その結果、最終的には何度か23点が出ました。ちなみに、トップ校はSpeakingの点数を気にするという噂がありますが、とりあえず、23点が出ていればStanfordには合格できるようだというのは一つの目安になるかもしれません・・・。
【Writing】
ここで27点以上をコンスタントに出せていると得点戦略的に楽になる、というセクションです。
自分の経験上、25回くらい受けてIntegratedは必ず、Articleに3つの論点、Lectureでそれぞれへの反論という構成でした。従って、Listeningさえ聞き取れれば、後は用意しておいたテンプレートに従って書けばいいだけです。完全なテンプレートを用意する必要はありませんが、「Articleでは○○といっているが、Speakerは××という説明によって、これを否定している(あるいは、不完全としている)」といった類の表現を3つ用意しておけばMain Bodyの部分の論理構造は完成します。あとは導入と結論だけ書ければOKです。従って、むしろWriting力というよりは、論点をもれなく正確に再現するためのReading力とListening力が重要であると言えます(完全否定なのか、証拠不十分で疑わしいとしているのか、など微妙なニュアンスの違いにも気をつけるべきです)。
Independentも書きやすいテンプレートを用意しておいて、細かいところはテーマにあわせて書くという感じです。自分が受けたものはすべてAgree or Disagreeタイプでした。Writingは採点者のうちの一人はe-rater(コンピューター採点)なので、語数を稼ぐと点が高くなりやすいという傾向があると聞きます。自分の経験では、550ワードくらい打つと、一人はgoodが出るという印象でした。多く打つためには、たくさん詳細を書かなければならないので、具体性が高いという意味で点数が高くなっているということはあるかもしれません。なお、実は、客観的に書かず、主観的に書いてもOKであるということを意識したほうがいいです。例えば、小遣いに賛成か反対かというものについて、「小遣いは子供の金銭感覚の涵養に資するため賛成である。社会に出れば自分で資産管理を・・・」みたいな客観的でお堅い論点で書きがちですが、TOEFLでは、「小遣いがあれば、自分が好きなものが買えて楽しい。例えば、自分が子供の頃にはサッカーボールを買って、友達と遊んで・・・」みたいな柔らかい感じでもOkです。しかも、その方が具体的でわかりやすいとされやすいようです。そういう観点で書けばいくらでも詳細が書けると思います。
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【Reading】
日本人であれば最も得点しやすく、なおかつ高得点で安定させられるセクションです。逆に、純ドメが100点を超えるためには、ここで確実に28以上を確保したいところです。そのために必要な単語力は、TOEFL3800の英単語帳のRank3までをしっかり覚えることが手っ取り早いです。リスト形式の単語帳が嫌いな場合は、TOEFL TEST対策iBT英単語―100点獲得のためのRole Playingという単語帳でも良いでしょう。こちらの単語帳は、専門用語も充実しているので、使いやすいかもしれません。単語力強化と平行して、問題の形式に慣れるためにOfficial Guideをはじめ、市販の問題集をこなすと良いでしょう。基本的なReading対策は以上ですが、高得点を狙うためには、読解力の底上げがやはり重要です。そのために、アカデミックな内容を継続的に読むことをお勧めします。題材は何でも良いですが、お勧めなのは以下の二つです。
①MIT News (http://web.mit.edu/newsoffice/)
ほぼ毎日、MITの研究成果について一般向けに解説したArticleが更新されます。長さ、内容的にもTOEFLの受験生レベルにちょうど良いと思います。理系のテーマが得意ではない人には少し難しく感じるかもしれませんが、TEOFL本番でも理系テーマは頻出ですので、慣らすのに使うといいと思います。
②Knowledge@Wharton (http://knowledge.wharton.upenn.edu/)
こちらは、Whartonのfacultyが最近のビジネスや経済周りの出来事について書いているコラムです。TOEFLよりは長いですが、MBAを目指す人にとっては興味深い内容の記事が多いと思います。難易度的にはTOEFLよりも少し難しいかもしれません。
【Listening】
最も不安定かつ、対策に時間のかかるセクションです。TOEFLでは、独立したListeningセクションのほかに、SpeakingでもWritingでもListening力が試されるので、相対的にListening力の重要度が高いという特徴があります。従って、Listeningを制するものはTOEFLを制するといっても過言ではないと思います。しかし、同時に、向上させるのに一番時間のかかる能力でもあります。Listeningは、①英語を聞き取れる(単語や文は聞き取れる)、②聞き取った英語の意味がわかる、③聞き取った内容を理解できる、という3つのステップを要し、それぞれに対応した勉強方があります。①については、シャドーイングを行うといいと思います。自分はVOAのLearning Englishから始めて、慣れてきたらTOEFLのListening教材を行いました。聞き取り能力が上がるまでは大量にシャドーイングをするしかない気がします。②については、頭からすばやく意味を取っていくということに慣れなければなりません。自分は主に二つのアプローチを行いました。まずは、iTunes Uやオーディオブックから興味のある講演や講義などを選んで電車の行き帰りや休日にたくさん聞くという方法。二つ目は速読(Penguin Readersや上記のサイトなど)を行う方法です。速読はReading力を付けるために行ったものですが、結局は英語を頭からすばやく理解する能力に直結するので思いのほかListeningにも効果的でした。ただし、かなり読まないと効果を実感できないため、時間がかかる点には留意が必要でしょう。③については、苦手な分野の基礎知識(スキーマ)を付けられる教材(英語が辛ければ日本語でも良い)を休憩がてら読むというのがいいと思います。自分の場合は、欧米史ものが苦手だったので、英語で書かれた英米史の本や、無料オーディオブックの米国史ものを中心に取り組みました。
いずれにせよ、Listeningを上げるのは非常に大変です。自分の知る限り、TOELFの点数が良くない人はListeningが上がらずに失敗しているケースが多いです。TOELF学習開始とともに、全力で取り組むべきでしょう。
【Speaking】
多くの純ドメが最も苦手意識を持つセクションだと思います。しかし、Speakingは最も勉強時間対効果が低いセクションでもあると思います。というのは、Listening力を上げて、基本的なテンプレートを覚えていけば純ドメでも多くの人が18~20点が出るわりに、24以上に上げることは相当難しいからです。ということで、100点を目指すほとんどの受験生が18~23点に分布しているのではないかと思います。そういう意味で、Speakingの対策は最後に回すという作戦で望みました。実際は、Interview対策などで英語を話していると自然とSpeakingも向上してきます。自分は95点を超えてからSpeakingに取り組み始めました。取り組んだ対策は、オンライン英会話を行うこと、Donald MillerのSpeakingクラスに参加すること、休憩がてら英語耳を一通り練習して、洋楽(主にNorah Jones)で発音練習をしたことです。その結果、最終的には何度か23点が出ました。ちなみに、トップ校はSpeakingの点数を気にするという噂がありますが、とりあえず、23点が出ていればStanfordには合格できるようだというのは一つの目安になるかもしれません・・・。
【Writing】
ここで27点以上をコンスタントに出せていると得点戦略的に楽になる、というセクションです。
自分の経験上、25回くらい受けてIntegratedは必ず、Articleに3つの論点、Lectureでそれぞれへの反論という構成でした。従って、Listeningさえ聞き取れれば、後は用意しておいたテンプレートに従って書けばいいだけです。完全なテンプレートを用意する必要はありませんが、「Articleでは○○といっているが、Speakerは××という説明によって、これを否定している(あるいは、不完全としている)」といった類の表現を3つ用意しておけばMain Bodyの部分の論理構造は完成します。あとは導入と結論だけ書ければOKです。従って、むしろWriting力というよりは、論点をもれなく正確に再現するためのReading力とListening力が重要であると言えます(完全否定なのか、証拠不十分で疑わしいとしているのか、など微妙なニュアンスの違いにも気をつけるべきです)。
Independentも書きやすいテンプレートを用意しておいて、細かいところはテーマにあわせて書くという感じです。自分が受けたものはすべてAgree or Disagreeタイプでした。Writingは採点者のうちの一人はe-rater(コンピューター採点)なので、語数を稼ぐと点が高くなりやすいという傾向があると聞きます。自分の経験では、550ワードくらい打つと、一人はgoodが出るという印象でした。多く打つためには、たくさん詳細を書かなければならないので、具体性が高いという意味で点数が高くなっているということはあるかもしれません。なお、実は、客観的に書かず、主観的に書いてもOKであるということを意識したほうがいいです。例えば、小遣いに賛成か反対かというものについて、「小遣いは子供の金銭感覚の涵養に資するため賛成である。社会に出れば自分で資産管理を・・・」みたいな客観的でお堅い論点で書きがちですが、TOEFLでは、「小遣いがあれば、自分が好きなものが買えて楽しい。例えば、自分が子供の頃にはサッカーボールを買って、友達と遊んで・・・」みたいな柔らかい感じでもOkです。しかも、その方が具体的でわかりやすいとされやすいようです。そういう観点で書けばいくらでも詳細が書けると思います。
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Recently, I am very happy because I could get better scores on TOEFL and GMAT.
In this week, I took GMAT for the forth time and got just 700 (V34 Q50), which is my original goal of GMAT. In fact, I had studied very hard since end of November to get over 700 on GMAT, so when I saw 700 on the PC screen at the test center, I could not believe it. While I took the test, problems became easier and easier as I progressed, which I thought was the sign of bad score considering the nature of CAT testing system; however, I overcame the fear and concentrated on the test ,and then got just 700. Of course this is a small improvement from my previous best score (total 690) and the subsection score is the same as that time (V34 Q50); however, the difference of feeling between 690 and 700 is not so small especially for MBA applicants. I happily reported my updated scores to schools I already applied.
Furthermore, I also receive very good news from ETS that my latest TOEFL score was 107 (R30 L26 S23 W28). Considering my previous best score (total 105), it is also a tiny improvement; however, 2 points around this score is big enough for me to proud of it. There remains only another 2 points to get over 109, so I will continue to improve my English skills especially listening and speaking skills.
Anyway, scores are just scores and is not all to get offers. I will elaborate my Essays and prepare hard for interview, which I hope to have in January. If I get betters scores or get good news from schools, I will share about it as much as possible.
In this week, I took GMAT for the forth time and got just 700 (V34 Q50), which is my original goal of GMAT. In fact, I had studied very hard since end of November to get over 700 on GMAT, so when I saw 700 on the PC screen at the test center, I could not believe it. While I took the test, problems became easier and easier as I progressed, which I thought was the sign of bad score considering the nature of CAT testing system; however, I overcame the fear and concentrated on the test ,and then got just 700. Of course this is a small improvement from my previous best score (total 690) and the subsection score is the same as that time (V34 Q50); however, the difference of feeling between 690 and 700 is not so small especially for MBA applicants. I happily reported my updated scores to schools I already applied.
Furthermore, I also receive very good news from ETS that my latest TOEFL score was 107 (R30 L26 S23 W28). Considering my previous best score (total 105), it is also a tiny improvement; however, 2 points around this score is big enough for me to proud of it. There remains only another 2 points to get over 109, so I will continue to improve my English skills especially listening and speaking skills.
Anyway, scores are just scores and is not all to get offers. I will elaborate my Essays and prepare hard for interview, which I hope to have in January. If I get betters scores or get good news from schools, I will share about it as much as possible.
Today, I received a score of the latest TOEFL from ETS.
R30 L25 S23 W27 Total 105
I could update my best score on the TOEFL. However, I will continue to study English because my goal is over 109 and 25 in speaking section. Of course I know that getting over 109 on the TOEFL is incredibly difficult for "pure Japanese" but I cannot give up pursuing this score in order to get into a TOP business school.
I believe that I can continue to get over 23 in the speaking section because I felt I could not do well in that test and that I can improve my listening and writing scores considering recent scores; 25 in the listening section and 27 in the writing section is relatively low for me.
Anyway, there remains only two times I can take the TOEFL until submitting the application documents to schools in 2nd round, which will start from January 4th, so I must concentrate on these two times to get over 109. This is extremely difficult but I will never give up!
R30 L25 S23 W27 Total 105
I could update my best score on the TOEFL. However, I will continue to study English because my goal is over 109 and 25 in speaking section. Of course I know that getting over 109 on the TOEFL is incredibly difficult for "pure Japanese" but I cannot give up pursuing this score in order to get into a TOP business school.
I believe that I can continue to get over 23 in the speaking section because I felt I could not do well in that test and that I can improve my listening and writing scores considering recent scores; 25 in the listening section and 27 in the writing section is relatively low for me.
Anyway, there remains only two times I can take the TOEFL until submitting the application documents to schools in 2nd round, which will start from January 4th, so I must concentrate on these two times to get over 109. This is extremely difficult but I will never give up!
最近、友人からTOEFLの点数が上がらないんだけどどうしたらいい?
と相談を受けることが増えてきました。そういう人たちは、大体、
60点くらいから始めて、半年弱で80点中盤くらいに達したという
感じの人達です。
彼らはTOEFLを既に3,4回受けていて、RとLのストラテジーは
経験的に、あるいは予備校で学んでいます。典型的には、
R:25 L:20 S:15 W:22 T:82
とかそういう感じの人たちです。
勉強の状況やテスト中に感じることを聞いてみると、Rは読めて
いないと感じるものの、何とか点数が取れている。
Lはレクチャーはほとんど聞こえないけど、会話は多少まし。
Sはほとんど話せないのになぜか15点が取れてうれしい。
WはIntegratedは3つのポイントのメインアイデアくらいは理解できるけど、
細かいところは表現し切れていない。Independentは300ワードギリギリ
書けるか書けないか。
自分もそういう時期が長く続いたので、非常に良くわかる状況です。
次に何をやっていいのかも良くわからないというのも理解できます。
ということで、自分がどうやってそこから抜け出したかを簡単にまとめて
みました。
①Readingは単語が足りていない。
Readingは単語が多少怪しくても、日本人なら25点くらいまで何とか
取れてしまうセクションです。しかし、100点を目指すときに必要な
28~29点を取るためには単語が圧倒的に足りていないと思います。
TOEFL英単語3800であれば、ランク3までは9割くらいは覚える
必要があります。
また、そもそも英文に慣れていない可能性が高いと思います。つまり、
何度も何度も読み直さないと理解できない状態です。
時間が足りないのは読み返しが減らないとなくなりません。英文に
慣れるには、MITのニュース(http://comm-cms-1.mit.edu/newsoffice/)
など、アカデミックな内容を中心としたネイティブ向けのコラムを
読むとよいでしょう。WSJやNYTはニュース英語ですし、内容も
TOEFLと重なりが少ないのであまりお勧めしません。そして、重要なのは
PC画面で読むことです。できれば、Windowsの機能である、クリアーフォントの
チェックをはずして、汚い文字で読むといいと思います。
②Listeningは音が聞こえていないのか、英文理解が遅いのか。
Listeningが聞こえない理由は、音がそもそも聞こえていないのか、
音は聞こえるけど英文の理解が追いつかないのかという2パターンが
あると思います。課題は人それぞれですが、Lが20点であれば、
おそらく前者:後者=1:2くらいの深刻さだと思います。
前者については、シャドーイングとディクテーションを気持ち悪くなる
くらいたくさんやれば結果は必ずついてきます。
シャドーイングはListeningの問題集のスクリプトに取り組むといいと
思います。まずは、スクリプトを文字で読んで、単語や文法をつぶして
そのあと、200回くらいシャドーイングします。
ディクテーションはあまりやらなかったので、詳しくは無いですが、
少し長め(3センテンスくらい)のものを何度も聞いてやるのがいいと
聞きます。
後者については、興味のある講義をiTunes Uから見つけてきて、
1セメスター分全部聞きます。自分はYaleのロバート・シラーが
やっていたFinancial Marketsを聞きました。同時に、Podcastや
講演系の単発モノもたくさん聴きます。iTunes Uのいいところは、
授業なので、TOEFLにも通じることです。楽しいですしお勧めです。
これも、土日は5時間くらい聞きます。量が重要です。
③Speakingは95点くらいまでは取り組む必要は無い。
Sは95点くらいに達したら最後の一押しとして、Donald Millerの
Speakingの授業に出ればいいでしょう。Lがしっかりできていれば
20点くらいまで2月もあればいけると思います。才能があれば、
24点くらいまで行くようです(自分は20点でとまりましたが・・・。)
④Writingは毎日日記を英語で書き、添削サービスを利用する。
Wはとにかく、書き慣れが大事です。IntegratedはLの伸びが
重要な要素になるので、まずは、Lを伸ばすことが大事ですが、
Wの能力という意味では、書く以外に伸ばす方法はありません。
TOEFLを既に3,4回受けていれば問題の形式も知っているし、
特段TOEFLの問題を練習することに拘る必要は無いと思います。
英語日記で書きたいことを書けばOKです。2週間くらいで効果が
驚くほど出ます。書くスピードが異常に向上するので驚きます。
可能であれば、書いた英文を添削してもらうのがよいと思います。
TOEFLに特化するという意味であれば、JackにTOEFLの課題を
してもらうのがいいと思います。自分は知り合いに頼んでみて
もらっていましたが、評判ではJackもかなりいいということなので。
TOEFL80点から100点へは想像以上に厳しい道のりですが、
正しい練習を必要量こなせば必ず達成できる道のりでもあります。
まずは他のセクションでも基礎となるRとLの水準を高めて、
Wで25点以上が確保できるようになったらSに取り組んで、
最後の一押しをするという感じだと思います。
R:28 L:25 S:20 W:27 T:100が比較的狙いやすいと思います。
あとは得意不得意で多少変動するという感じでしょうか。
と相談を受けることが増えてきました。そういう人たちは、大体、
60点くらいから始めて、半年弱で80点中盤くらいに達したという
感じの人達です。
彼らはTOEFLを既に3,4回受けていて、RとLのストラテジーは
経験的に、あるいは予備校で学んでいます。典型的には、
R:25 L:20 S:15 W:22 T:82
とかそういう感じの人たちです。
勉強の状況やテスト中に感じることを聞いてみると、Rは読めて
いないと感じるものの、何とか点数が取れている。
Lはレクチャーはほとんど聞こえないけど、会話は多少まし。
Sはほとんど話せないのになぜか15点が取れてうれしい。
WはIntegratedは3つのポイントのメインアイデアくらいは理解できるけど、
細かいところは表現し切れていない。Independentは300ワードギリギリ
書けるか書けないか。
自分もそういう時期が長く続いたので、非常に良くわかる状況です。
次に何をやっていいのかも良くわからないというのも理解できます。
ということで、自分がどうやってそこから抜け出したかを簡単にまとめて
みました。
①Readingは単語が足りていない。
Readingは単語が多少怪しくても、日本人なら25点くらいまで何とか
取れてしまうセクションです。しかし、100点を目指すときに必要な
28~29点を取るためには単語が圧倒的に足りていないと思います。
TOEFL英単語3800であれば、ランク3までは9割くらいは覚える
必要があります。
また、そもそも英文に慣れていない可能性が高いと思います。つまり、
何度も何度も読み直さないと理解できない状態です。
時間が足りないのは読み返しが減らないとなくなりません。英文に
慣れるには、MITのニュース(http://comm-cms-1.mit.edu/newsoffice/)
など、アカデミックな内容を中心としたネイティブ向けのコラムを
読むとよいでしょう。WSJやNYTはニュース英語ですし、内容も
TOEFLと重なりが少ないのであまりお勧めしません。そして、重要なのは
PC画面で読むことです。できれば、Windowsの機能である、クリアーフォントの
チェックをはずして、汚い文字で読むといいと思います。
②Listeningは音が聞こえていないのか、英文理解が遅いのか。
Listeningが聞こえない理由は、音がそもそも聞こえていないのか、
音は聞こえるけど英文の理解が追いつかないのかという2パターンが
あると思います。課題は人それぞれですが、Lが20点であれば、
おそらく前者:後者=1:2くらいの深刻さだと思います。
前者については、シャドーイングとディクテーションを気持ち悪くなる
くらいたくさんやれば結果は必ずついてきます。
シャドーイングはListeningの問題集のスクリプトに取り組むといいと
思います。まずは、スクリプトを文字で読んで、単語や文法をつぶして
そのあと、200回くらいシャドーイングします。
ディクテーションはあまりやらなかったので、詳しくは無いですが、
少し長め(3センテンスくらい)のものを何度も聞いてやるのがいいと
聞きます。
後者については、興味のある講義をiTunes Uから見つけてきて、
1セメスター分全部聞きます。自分はYaleのロバート・シラーが
やっていたFinancial Marketsを聞きました。同時に、Podcastや
講演系の単発モノもたくさん聴きます。iTunes Uのいいところは、
授業なので、TOEFLにも通じることです。楽しいですしお勧めです。
これも、土日は5時間くらい聞きます。量が重要です。
③Speakingは95点くらいまでは取り組む必要は無い。
Sは95点くらいに達したら最後の一押しとして、Donald Millerの
Speakingの授業に出ればいいでしょう。Lがしっかりできていれば
20点くらいまで2月もあればいけると思います。才能があれば、
24点くらいまで行くようです(自分は20点でとまりましたが・・・。)
④Writingは毎日日記を英語で書き、添削サービスを利用する。
Wはとにかく、書き慣れが大事です。IntegratedはLの伸びが
重要な要素になるので、まずは、Lを伸ばすことが大事ですが、
Wの能力という意味では、書く以外に伸ばす方法はありません。
TOEFLを既に3,4回受けていれば問題の形式も知っているし、
特段TOEFLの問題を練習することに拘る必要は無いと思います。
英語日記で書きたいことを書けばOKです。2週間くらいで効果が
驚くほど出ます。書くスピードが異常に向上するので驚きます。
可能であれば、書いた英文を添削してもらうのがよいと思います。
TOEFLに特化するという意味であれば、JackにTOEFLの課題を
してもらうのがいいと思います。自分は知り合いに頼んでみて
もらっていましたが、評判ではJackもかなりいいということなので。
TOEFL80点から100点へは想像以上に厳しい道のりですが、
正しい練習を必要量こなせば必ず達成できる道のりでもあります。
まずは他のセクションでも基礎となるRとLの水準を高めて、
Wで25点以上が確保できるようになったらSに取り組んで、
最後の一押しをするという感じだと思います。
R:28 L:25 S:20 W:27 T:100が比較的狙いやすいと思います。
あとは得意不得意で多少変動するという感じでしょうか。
久々の日本語記事です。
英語で日記を付け始めてからTOEFLのIndependent Writingの
ワード数が急上昇し、27点に達したので結構お勧めです。
Independent Writingは半年くらい前から片方の採点者がe-rater
になっているので、ワード数は特に重要になっています。
構成はテンプレートで固められるので、あとは中身にどれだけ
情報量を詰め込めるかが鍵になります。
その意味では英語を書く速度が点数に直結するというわけです。
英語の勉強という意味では、最近はペンギンシリーズの小説を
2日に1冊ペースで読むということを続けています。
1冊15000~25000ワードなので、一日に大体10000ワード前後
読んでいることになります。読んでいるのはLevel4なので英文
そのものは簡単で、慣用表現や会話表現を除けばほとんど詰まる
ところなく読めます。
どんどん読んで英語を頭から一発で読めるようになるのが目標です。
簡単な英文なら頭から読めても、複雑になると構文を取りに
行かないと読めないというのは、最終的にはListeningにも
跳ねてきます。Listeningでは後戻りできないのでどんなに複雑な
文章でも頭から訳さなければならないからです。
もちろん、Readingほど複雑な文章は出ないので、Level4程度が
100%頭から訳せるようになっていればよいようです。
また、GMATに向けて、単語の強化も始めました。TOEFL単語3800は
Level4がマニアックでリスト形式では覚えるのに限界があるため、
Z会の分野別単語帳にスイッチしました。
これは初級、中級(文系・理系)、上級(文系・理系)の5冊シリーズで
大人用速読英単語という感じの内容です。
初級でも文章自体はそこそこ読み応えがあり、内容も面白いので
英語で知識を付けるというActivityに最適だと思います。
TOEFLだけならTOEFL英単語3800のLevel3までで大体対応できる
(最近は、Readingのレベルが上がっているので一部対応できない
ですが・・・)ので、あえて分野別の単語帳を使う必要は無いかも
知れませんが、その先を見据えて取り組むのもありかもしれません。
あとは、TOEFL単語帳の100点獲得のためのRole Playingという
やつの分野別の部分がテクニカルターム満載で全部覚えたら
TOEFL対策としては完璧になりそうです。節足動物Arthropodとか
マイナーすぎな気もしますが・・・。
そして、これが最近の目玉ですが、SpeakingのいらないGMATに
移るにあたって、Skype英会話を一旦やめて、英語日記の添削を
頼むことにしました。
個人契約を仲介するネットサービスを使ってAustralianに頼む
ことにしました。運よく一日1000ワードまでで月6000円という
破格の安さで契約できました。通常、1ワード8円くらいらしいので
相当安いです。ここ数日の英文日記は添削済みのものをBlogに
アップしているので英文自体にミスは無いと思います。
契約までは結構交渉とか大変でしたが、いい取引ができたと
思います。
あとは、先週末に受けたTOEFLと今週末に受ける分のどちらかで
105点以上が出ると大分いいんですが、最近ReadingとListeningが
少し難しめになっているような気がするので、簡単にはいきませんね。
去年も11月くらいからTOEFLの難易度が上がった気がするので、
今年も同じ傾向なのかもしれません。
噂では、毎年当初予定していた回数よりも試験日が増えるため、年の
後半には昔の試験が使いまわされる(ReadingとListeningの内容を
入れ替えたりして出る)らしく、繰り返しに使われるのが平均点が
低いときのものになるらしいです。そのせいで年後半には難易度が
上がるという現象が起きるというまことしやかな噂があります。
ちなみに、使い回しは間違いなくあって、昔受けた問題とまったく
一緒の問題が出たことに気づいたことがあります。
という感じで、MBAまでの道のりはまだ長いですが、そろそろ入籍
という人生の一大イベントも近づいてきていますし、このあたりで
TOEFLにも区切りが付けられたらいいなぁと思っています。
(最近の勉強はまた基礎力アップを狙ったものに移っているので
そういう意味では大幅点数アップが望める地合いではないのですが。。。)
英語で日記を付け始めてからTOEFLのIndependent Writingの
ワード数が急上昇し、27点に達したので結構お勧めです。
Independent Writingは半年くらい前から片方の採点者がe-rater
になっているので、ワード数は特に重要になっています。
構成はテンプレートで固められるので、あとは中身にどれだけ
情報量を詰め込めるかが鍵になります。
その意味では英語を書く速度が点数に直結するというわけです。
英語の勉強という意味では、最近はペンギンシリーズの小説を
2日に1冊ペースで読むということを続けています。
1冊15000~25000ワードなので、一日に大体10000ワード前後
読んでいることになります。読んでいるのはLevel4なので英文
そのものは簡単で、慣用表現や会話表現を除けばほとんど詰まる
ところなく読めます。
どんどん読んで英語を頭から一発で読めるようになるのが目標です。
簡単な英文なら頭から読めても、複雑になると構文を取りに
行かないと読めないというのは、最終的にはListeningにも
跳ねてきます。Listeningでは後戻りできないのでどんなに複雑な
文章でも頭から訳さなければならないからです。
もちろん、Readingほど複雑な文章は出ないので、Level4程度が
100%頭から訳せるようになっていればよいようです。
また、GMATに向けて、単語の強化も始めました。TOEFL単語3800は
Level4がマニアックでリスト形式では覚えるのに限界があるため、
Z会の分野別単語帳にスイッチしました。
これは初級、中級(文系・理系)、上級(文系・理系)の5冊シリーズで
大人用速読英単語という感じの内容です。
初級でも文章自体はそこそこ読み応えがあり、内容も面白いので
英語で知識を付けるというActivityに最適だと思います。
TOEFLだけならTOEFL英単語3800のLevel3までで大体対応できる
(最近は、Readingのレベルが上がっているので一部対応できない
ですが・・・)ので、あえて分野別の単語帳を使う必要は無いかも
知れませんが、その先を見据えて取り組むのもありかもしれません。
あとは、TOEFL単語帳の100点獲得のためのRole Playingという
やつの分野別の部分がテクニカルターム満載で全部覚えたら
TOEFL対策としては完璧になりそうです。節足動物Arthropodとか
マイナーすぎな気もしますが・・・。
そして、これが最近の目玉ですが、SpeakingのいらないGMATに
移るにあたって、Skype英会話を一旦やめて、英語日記の添削を
頼むことにしました。
個人契約を仲介するネットサービスを使ってAustralianに頼む
ことにしました。運よく一日1000ワードまでで月6000円という
破格の安さで契約できました。通常、1ワード8円くらいらしいので
相当安いです。ここ数日の英文日記は添削済みのものをBlogに
アップしているので英文自体にミスは無いと思います。
契約までは結構交渉とか大変でしたが、いい取引ができたと
思います。
あとは、先週末に受けたTOEFLと今週末に受ける分のどちらかで
105点以上が出ると大分いいんですが、最近ReadingとListeningが
少し難しめになっているような気がするので、簡単にはいきませんね。
去年も11月くらいからTOEFLの難易度が上がった気がするので、
今年も同じ傾向なのかもしれません。
噂では、毎年当初予定していた回数よりも試験日が増えるため、年の
後半には昔の試験が使いまわされる(ReadingとListeningの内容を
入れ替えたりして出る)らしく、繰り返しに使われるのが平均点が
低いときのものになるらしいです。そのせいで年後半には難易度が
上がるという現象が起きるというまことしやかな噂があります。
ちなみに、使い回しは間違いなくあって、昔受けた問題とまったく
一緒の問題が出たことに気づいたことがあります。
という感じで、MBAまでの道のりはまだ長いですが、そろそろ入籍
という人生の一大イベントも近づいてきていますし、このあたりで
TOEFLにも区切りが付けられたらいいなぁと思っています。
(最近の勉強はまた基礎力アップを狙ったものに移っているので
そういう意味では大幅点数アップが望める地合いではないのですが。。。)