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2014
05/23

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Touchy Feely and the future

現在、Stanford MBAで名物授業と言われているTouch Feely(正式名称はInterpersonal Dynamics)という授業を取っています。この授業は一言で言えば、対人関係を学ぶということになりますが、授業の方法が面白く、14人(2人はファシリテーター)が椅子だけで円形に並び、お互いにフィードバックをしながら自分が何を感じているのか、自分の行動は相手にどういうインパクトを与えるのかといったことを学んでいきます。テーマもストラクチャーもなく話すという感じなのではじめはぎこちないですが、段々データが集まってきて話が止まらなくなります。途中で泣き出す人がいたり喧嘩になったりというのも少なくなく、自分のグループもいい具合に色々ありました。この授業の最大の山場は金曜夕方から日曜夕方までずっとセッションを行うという合宿です。一日9時間もお互いに真剣にフィードバックを与え合っていると本当に疲れますが、同時に死ぬほど深い関係になります。多分皆で集まることはないという意味で一生の関係とは言いにくいのかもしれませんが、人生に深いインパクトを与え合った仲という意味では縁は切れないということなんだと思います。

このブログで授業について書くのは珍しいのですが、Touchy Feelyに関しては授業というよりは短い時間で集中的に対人関係について可能な限り色々な実験を行うという感じの体験で非常に面白いです。Stanfordらしい授業だなぁと思うとともに、皆がこの時間を本当に大事にしていないと無駄な次官になってしまうだろうという意味ではどんなメンバーでも再現できる体験ではないとも思います。いずれにしても、この授業を通じて人と話すスタイルが結構変わった気がします。それくらいのインパクトがある授業はなかなか無いのでStanfordを知ってもらうという意味で敢えて授業について書いてみました。これが自分のソフトスキルラーニングの最後の締めくくりになってよかったなぁと思います。

さて、あと一月で日本に帰るわけですが、日本に帰ったらしばらくは採用活動をするようです。いわゆる官庁訪問というやつです。せっかくなのでMBAの必修科目でやったHRでの学びを多少活かしてみようかなぁと思っています。また、会社の寮も決まって霞ヶ関まで1時間で築32年というなかなか厳しいところを指定されましたが、電車で少し行けばラーメンがいくらでもあるという環境でもあるのでまぁ贅沢言わずに東京生活を楽しみにしたいと思います。何故かStanfordに去年来ていた役所の先輩家族も同じ寮みたいなのでまた夫婦でお世話になれそうなのも楽しみな点ではあります。
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2014
04/20

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自由の風が吹く場所から戦場へ。

早いものでもう最終学期です。早いものでと書いておきながら実は大学にはかなり飽きてきています。。というのは、2年間で学んだことがたくさんありすぎてそろそろ現実の世界でアウトプットしていかないと意味が無いような気がしているからです。確かに2年間はあっという間なのですが、それでも2年もリスクフリーな環境でインプットと実験ばかり繰り返しているとそろそろ自分が学んだことが実世界でどのくらい通用するのかを試してみたくなりますし、もっとインパクトのあることを自分のフィールドで実現したいという気になります。この感覚は実は先学期の中盤くらいからなんとなく感じていたんですが、今学期に入ってからより強く感じるようになりました。ファイナンスやアカウンティングといった知識を身につけに来ているのではなくて、実社会での目標を達成するために必要なことを学び、実験することを意識してきたので、やっぱり実社会に戻って何かをしないとこの2年の意味があんまりなかったということになってしまいます。そういう意味では、結構プレッシャーも感じていて、2年間は好き勝手夢を語っていればいいですが、卒業したら今度は2年間の学びを活かしてそれを実現していかなければならないわけです。果たして学んだことは役に立つのか、必要なことは学べたのか、自分の選んだ道は正しかったのか…これらすべては卒業後に自分のゴールに向かって進めているのか、ゴール達成に必要なものを引き続き実践を通じて学べているのかということでしか測れないんです。入試や試験、資格などの白黒はっきりする戦いではなくて、ぼんやりしながら、しかし、多分死ぬ時には自分自身で勝ち負けがわかっている、そういう戦いです。最近、2年間で何を学んだの?どう変わった?と語り合うことも結構あるのですが、その度に言語化するのは難しいと感じています。自分の語る一言一言、一つ一つの行動に2年間で学んだことが溶け込んでいるような感覚というのでしょうか。そういうものが実は一番の財産だったりするんじゃないかと思います。そして、そういう風に言えることがStanfordに来てよかったなぁと思う所以だったりもします。

まだあと2ヶ月残っていますが、一瞬で過ぎていくであろうことは想像がつきますし、そろそろ物理的にも引っ越しに向けて準備も始めないといけないのでそういう意味でも風雲急を告げるという感じですね。6月19日にはこちらを発ち、日本に帰ります。そして24日には仕事始め、25日からは官庁訪問の対応という感じで遂に役所のオフィスまでレールを敷かれてしまいました。まずは、25日からの面接で学生と何を語り合えばいいのかを考えないといけないですね。

2014
02/23

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若い人へのメッセージ

最近日本の大学生がStanfordやシリコンバレーにやってくることが結構あって夕食会に参加することも多いので彼らに話していることでもここでシェアしようかと思います。おそらくここで語ることはMBAに興味を持っている人にも関係があるのではないかと思います。

メッセージ1
自分の能力を過小評価せず、能力を最大限発揮できるところで働きましょう。

スタンフォードの同級生はハーバードやイェールといった名だたる大学の出身者も多く彼らと一緒に活動しているわけですが、日本の大学出身者と比べて特に能力が非常に高いということは感じません。むしろ数学や論理的な思考力などは日本の上位層の大学の学生の方が圧倒的に優れていることのほうが多いように思います。ただ、それでもアメリカの一流大学を卒業している人のほうがすごいことをやっているような感じがするのはおそらく彼らは自分の能力が世界でも上位数%に属しているということをよく認識していて、その能力を最大限発揮できる場所に自分を置くということを意識している一方、日本の大学生は大企業に入って安定した生活を手に入れることに重きを置く傾向が強く結果的に能力を最大限発揮していないというところに違いがある気がします。

常に自分の能力を最大限発揮できているのか、自分がいる場所は能力を最大限発揮できる場所なのかということを意識し、そうでないということになったら場所を移るか、その場所を変革しなければならないということだと思います。例えば、日本の大企業で飼い殺されているような気がしてきたら転職するかその企業を変えることに最大限の能力を使うといった形で何か能動的なアクションを起こすべきでしょう。せっかくの能力を使わずにいることは自分にとっても世の中にとってももったいないとしか言いようがありません。

メッセージ2
世の中を変えるのに必要なのは、ビジョンを持った人、専門家、投資家。自分はどの立場で世界を変えたいですか?

世界を変えるビジョンを持った人はそれを実現するために必要な専門家を三顧の礼を持って迎え入れる事が必要で、投資家がそれに金銭的なサポートをするということです。例えば、世界を変えるようなネットビジネスのアイデアを持っている人がいたとして、彼は全くプログラミングもできなければ、物を売った経験もない、しかも会計のこともわからないし、お金もない、でもビジョンを熱く語り、人を惹きつける能力があれば必要な専門性を持った人を集めてきてチームを作り、投資家からお金を得て実際にビジネスを起こし世界を変えられるわけです。

世の中うまく出来ていて、一人の人間が上記すべてを持つことはほとんど不可能で、必ず協力しあわなければ世界を変えることはできないんですね。ただ、世界を変えない大部分の人は上記3つのどれでもないわけです。ビジョンも専門性もお金も努力しなければついてきません。しかし、自分がどういう立ち位置で挑戦するかが決まらないと努力すべきこともわかりません。

また、ビジョンや専門性、お金だけでなく意識すべき部分も違うと思います。例えば、自分がビジョンを持った人間であるのであれば、そのビジョンによって専門性を持った人を惹きつけ、チームを作ってゴールを目指すことを強く意識すべきですし、自分が専門家であるのであれば、できるだけ多くの人の話を聞き、自分の人生を掛けるに値するビジョンを持った人に出会うこと、出会ったらリスクを取って挑戦することが重要でしょうし、投資家であれば繰り返しの経験の中でどういうビジョン、どういう経営者、どういうチームであれば実際に世界を変えられるかを見極められるようになることが大事でしょう。立ち位置が見極められなければ必要な部分を十分に育てられないかもしれません。

上記の話はもちろん、日本の大学生に刺激を与えるために多少話をシンプルにしていますし、現実を知ればそんなに簡単なもんじゃないと思われる方もいるかもしれませんが、スタンフォードのMBAは上記のようなメンタリティを持っている気がしますし、それを信じて頑張ってみる人生のほうが楽しい気がします。大人と議論すると日本社会と欧米社会の成り立ちの違いや失敗した人が再チャレンジできる世の中など更に色々なトピックを語り合いますが、結局のところ若い大学生の立場からすれば日本に縛られることはないし、日本にこだわるのであれば日本社会を変えていくしかないんだということだと思います。
2014
02/12

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トランジッションのスタート

最近そろそろ働きたいなぁと思うようになってきました。色々学んで自分の職場ではこうアプライできるなとか日本に帰ったら新しい活動を始めたいとか少しずつ具体的にイメージするようになってきて、具体的になればなるほど早く試してみたいという感じになります。自分はどちらかと言うとインプットよりもアウトプットをしながら学ぶ方でもあるのでそろそろ日本でアウトプットしてみたいと思うわけです。こちらでのアウトプットはグループワークや友人との生活の中で少しずつ試してみていますが、やはりどうしても本当の仕事ではないですし、本当のインパクトは残せないので…。こちらに来た直後はそろそろ帰って試したいという時が来るという感覚は想像できませんでしたが、自分の中でインプットには大分満足してきたということでしょうか。

また、最近はできるだけ家に長くいるようにしています。日本に帰ると馬車馬のように働くことになり、結果的に家族と過ごす時間が減ると思うので今は家族と過ごすようにしているのです。あとは日本に帰ってからも繋がっていられるような家族ぐるみの付き合いを大事にしています。近所以外に長い時間を共にした家族ぐるみの付き合いというのは財産になると思います。特にスタンフォードではお互いにモチベートし合った仲間でもあり、日本の帰ってからも互いにゴールに向かって近づいているかをチェックし合えるというのも良いです。

あと4ヶ月位で帰ることを考えると、そろそろトランジッションに向けて準備を進めていかないといけませんね。色々人生や価値観などについて迷路をさまよいましたが結局は辿り着くべきところに辿りつけたということで、前を向いて良いスタートを切れそうです。
2014
01/11

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半年の抱負。

最近結構まじめに日本の役所はどうあるべきかということを考えます。今学期に入ってLeadershipやOrganizational Changeをテーマにした授業を多く取っているからというのもありますが、あと半年で帰国にもかかわらず帰国後の具体的な行動計画のようなものが見えていないからでもあります。MBAに来る前にはMBAの2年でものすごい成長してキャリアゴールに書いたことが実現できる人間になって戻ってくるという幻想を抱きますが、もちろん2年なんてあっという間ですし、帰国まであと半年という時期に来てまだまだ成長し足りないと感じるのです。

同級生たちがスタートアップでシードラウンドを終えたとか、華々しい業界に就職が決まったとか目に見える形でこの2年の成果を出している中、自分は自分自身でまだまだ成長不足だと感じる状態のまま…。役所に戻って何が変えられるのだろうかと思うわけです。じゃぁ自分も華々しく転職すればいいのかというと別にそういうわけでもなくて、運よくというか悪くと言うか進路に選択肢もあったので、より自分が何者で何をしたいのかということを深く考えることになり…でも自分のコアバリューに素直に生きようとすると(人生のメンターに4時間もあぁでもないこうでもないとやらせてもらったので自分で全部考えたわけではないですが…)やっぱり日本の統治機構というシステムをより良い形にし、日本の経済社会システムを改善したいということろに戻ってきてしまうんですよね。じゃぁまだまだ未熟者のお前が戻って何ができるのかというところになると気持ちがヘニャヘニャになる部分もある。つくづく厄介なコアバリューを持ったもんだと自分自身を呪うことも少なくないのです。

自分は理学部卒業ということもあり、とかく理屈っぽく物事を考えすぎてしまったりしてエイヤッと飛び出すことが少ない方だし、コアバリューからしてもスタートアップには全く興味が無い人間ですが、スタンフォードやシリコンバレーというのはやっぱり刺激を与えてくれるところで、ビジョンを持った人が仲間を得て壮大なチャレンジをして成功したり失敗したりという話があちこちにあり、自分も何かに挑戦しないと恥ずかしいという気持ちにさせてくれるんです。そういう土地に漂う空気感や同級生の気質のお陰で日本の巨大なシステムの変革に挑戦したいという大それたことも臆面もなく言い放つことができるし、そのために自分が何をすべきなのか、あと半年で何を学ぶべきなのかということに頭を抱えていても誰もバカにしないし、むしろ鼓舞してくれる。そんな環境ともあと半年でお別れかと思うと寂しいですが、寂しがっている暇はなくて、これから戦場に戻る身として残された時間で最大限の準備をしなければならないわけです。あと半年で帰国したらどう挑戦するかを考え、そのために少しでも成長することが必要ですね。

年始ということで1年の抱負といきたいところですが、欲張らずにまずは半年の抱負を語ってみました。






プロフィール

ゆーた

Author:ゆーた
カリフォルニアのパロアルトでMBA生活を送る29歳。

Stanford MBAでの生活も終盤に差し掛かってきました。こちらでの生活を通じて考えたこと、感じたことを徒然と書いていきたいと思います。

受験記録に引き続き、米西海岸よりお便りを届けたいと思います。

Twitterやってます。
http://twitter.com/tkns1192

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